あらすじ
誰しもが日々の中で抱く「漠然とした不安」に対して、衣食住の観点から著者本人が体を張って抵抗を試みた、爆笑と感動の生活探索記。
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Posted by ブクログ
ワクサカソウヘイさんの小説新潮の探検連載、文庫本化しないかなー 毎号楽しみだった。
GOAT meetsでも短編が読めて嬉しかった
本作は生きることに悩んだことのある人なら全員読んだらいいと思う
自己啓発本やラクに生きる、自分を変える的な本よりよっぽど救いになると思いました
自分の弱さ、楽したい気持ちをとことん突き詰めたらこうなった的なルポで、終始突き抜けている&カッコつけてないので、とても面白い。
Posted by ブクログ
” マリオよ、あなただったらこのクソゲーを、いったいどのようにクリアするのですか。”
ただでさえ不安な日々、そこにコロナ禍というピンチまで重なって、生きることが最大限に脅かされている。そんな日々から、一体どうやって脱走したらいいのだろう。
著者はフリーランスの文筆家だけど、別の境遇の人だって、きっと身に覚えのある不安が本書にはいくつも出てくるはず。
人生には逃げ方、ずらし方でいろんなバリエーションがある。わたしの人生、まだつんでない。
Posted by ブクログ
チャレンジだけではなく、思索で終わる章もあったので、どんどん少し尻すぼみ感があった。全体的には面白く、自分もアンテナ高く出セイカツしていきたいと思える本だった。
Posted by ブクログ
2022年刊。表示の印象から軽い内容を想像していたが、意外な感触。誰もに多少なりとも有りそうな感覚から、発想が斜め横に展開して実験する。しかも結構な時間と手間を掛けて。原動力は「不安」と「生への欲求」。人間の脳自体に不安に強く関わるノルアドレナリン神経が存在するのだから、人間が人間たる所以、欲求や渇望自体が元々組み込まれている感じ。思い付いても殆どの人が実行しない、或いは思いもしない実験の数々が不思議で興味深い。文体も真剣なのかふざけているのか、混在のリズムが楽しい。
Posted by ブクログ
ワイルドに国に頼らず自活するような内容ではなく、衣食住を失ったらどうしようという根拠の無い不安と戦うために、色々な事を試みるエッセイです。
実際今暮らしていけているのは、たまたま仕事が有って住む所があるだけで、自分ごとき何かのタイミングでホームレスになっても不思議ではない。と思って生きていたので物凄くよくわかります。極端とは思いますが、結構身につまされる部分もあります。今ってそう思っている若者沢山いると思いますので、とてもタイムリーな話題とも言えます。
Posted by ブクログ
サバイバル的生活に興味がありラジオで本書が紹介されていたのを聞き買ってみる。
草を食べる
断食をする
捕獲した魚だけで生活する
断食をする
石を売る
こう言う馬鹿なチャレンジは好きで、魚はやってみたいと思うし、石に関しては素晴らしい試みだと楽しく読む。
残念な点としてはこういったノンフィクション記としては著者の人間性がもろに出る。考えの浅さと言うか低さがしょうもない感をかもちだしてしまっている。冒険好きな若い人にはお勧めな一冊だと思う。