あらすじ
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家具、建築、テキスタイル、工芸、グラフィック……「北欧デザイン」の全体像が理解できる決定版
シンプルで洗練されたデザイン家具や日用品が日本でも長年愛されている北欧デザイン。近年では、環境や社会福祉に配慮した素材選びや生産体制など、北欧のものづくりの思想や価値観そのものが、「北欧デザイン」という現代的なデザイン・ライフスタイルとして広く浸透しつつあります。
一方で、アアルト、ヤコブセン、マリメッコ、アラビアなど、個別のブランドやプロダクトに関する解説本などを目にするものの、デザイナー同士のつながりや、家具、建築、テキスタイル、工芸、グラフィックといった北欧デザインの諸ジャンルを総合的に解説する日本語の書籍はありませんでした。
本書では、そんな北欧デザインの全体像を解説するため、横断的な章立てによりトピックを厳選。わたしたちがよく知る北欧デザインの誕生背景をイラスト付きのポイント解説や豊富な写真とテキストにより読み解いていきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトル通り、北欧デザインに関するアレコレを歴史の出発点から現在まで満遍なく網羅している。歴史書にありがちな原始の方だけが盛り上がり、後半尻窄まる様な事はない。これがとても素晴らしい。
反面、各部はカタログ的な内容に留まるのは仕方がない。気になる人は本書はあくまで出発点とし、個別に調べ進める必要はあるだろう。
だがやはり、導入書として、文書のバランス、図案や章ごとのまとめなど、本当にわかりやすく、親しみやすい構成で、読んでいるのが楽しくなる。
本書を読めば、浅いかもしれないが、一通りの北欧のデザインについては学べる事は、大変素晴らしい。
Posted by ブクログ
読む前は、北欧デザインと聞いて、マリメッコしか思いつかなかった。読み終えたら、インテリアショップ行ってみて下さい。こんなにも北欧発のデザインに囲まれていたとは…と、気が付くはずです(笑)。読む前と読んだ後で、見える景色が異なりました(笑)勉強になった!(^-^)
Posted by ブクログ
ざっとだが、プロダクトだけでなくデザイン全体を知れる1冊。
出てくる場所が大体わかるとここら辺の時代か、と覚えることが出来ていい。
私は最近興味を持ったのだが、ずっと評価されていたわけでなくやっぱりプロバガンダ的要素であったり、戦略であったり、世界的な流行りがここまで関係している事に驚いた。
あとはアメリカの関係。やっぱり、政治や世界情勢とは何事も切り離せない部分であって、1900年代は特にそういう制限が多い中で作られていたからこそこうやって今に評価されているし、裏を返せば今流行りや後に残るものを作るのはとても難しいと感じる。
私は2巡目を進めると共に、インテリアプロダクトが数多くけいさいされているものを次読みたい。
Posted by ブクログ
イッタラ、ヤコブセン、カイフランク、レゴ、ブリオなどお馴染みのブランド、人物がズラリ。
スカンジナビア航空があって、ボルボがとりあげられないのはなぜなのでしょう?不思議です。