【感想・ネタバレ】潜熱のレビュー

あらすじ

直木賞、山本周五郎賞はじめ、大佛次郎賞、中山義秀文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、島清恋愛文学賞を受賞など、あまたの文学賞を受賞した実力波作家が、書くことをテーマに、真正面から向きあった力作長編小説。昭和から、平成、令和へと生涯を通して、書くことへの飢えを希求した一人の男の魂の変遷を描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

畳屋の息子がコピーライターを夢見て家出同然で東京へ。同じく俳優を夢見る大庭との友情などの章。次はコピーライターから作詞家への転身と結婚、最後はさらに作家を目指す。
関わってくる人々への深い人間観察と書く言葉選ぶ言葉への偏執的なまでのこだわりが文章になって表れている。
時代の流れ、空気感、そして主人公たちの移り変わりと変わらずにいるものが心に染みる。そんなに長い小説ではないけれど、じっくり読み応えのある一冊でした。

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2023年03月06日

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