あらすじ
サンストーン王家の第三王子ジェイクは、家族に蔑まれて生きてきたが、神から【無能】のスキルを授かったことを機に王宮から追い出されてしまう。
追放処分を受けてから数年が経ったある日、幽閉されている屋敷を抜け出したジェイクは王国の崩壊を企む陰謀に遭遇する。
そこでジェイクが出会ったのが出会ったのは【傾国】の美少女レイラだった―――。
愛する男を破滅させる絶世の美女たちに囲まれた【無能】王子による亡国ハーレム成り上がりファンタジー、開幕!!
感情タグBEST3
無能が有能を超える条件
よくあるライトノベルだと、主人公の能力で勝てるわけが無い相手にご都合主義で勝つことがある。
カタルシスはあるが、納得のいかない展開に不満を持つ人もいるだろう。
しかしこの作品は、主人公が【無能】であるからこそ、全てに納得が行くようになっている。
報連相がなぁなぁになったら、戦馬鹿の短慮さがより極まったら、賢者が愚者に貶められたら。
有効射程全人類、無能王子に語りかける【無能】の高笑いが世界に響く。
無能に見えて実は無双するパターンは飽き飽きするほどありますが、
実際に(ステータス的には)無能だけど周りの有能な人たちを上手く使って
無双するのがいいですね。
しかも、無能の証であるスキルや周りの有能な人達が結構斜め上の存在なのが
楽しい。
次巻以降も非常に楽しみです。