【感想・ネタバレ】君のクイズのレビュー

なにかを問われて、それに答えるのがクイズ。 この小説を読んで、実はそれだけじゃないのかもしれないと思いました。
競技としてクイズに取り組むプレーヤーが、どのように思考を巡らせて回答にたどり着くのか。
出題者の傾向、自身の経歴、問題を読み上げる口の開き方にまで注意を向けているなんて、想像もしていませんでした。
最前線でクイズに取り組むプレーヤーはもはや知識量を競うレベルでは戦っていないのか、と驚くばかりです。
読後、私たちのクイズ番組を見る目は少し変わってくるのではないでしょうか。
著者はクイズ王伊沢拓司さんのこともよく研究されて本作を執筆されたそうです。
本格派クイズ小説、是非ご一読ください。

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Posted by ブクログ

新しい!人が亡くならないミステリーは初めて!
淡々と進んではいきますが、読み進める手が止まらない作品でした。
クイズにかける情熱が凄かった、、、!!
人気作品ということも分かりますっっ!

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

競技クイズ好きにはたまらない設定。
競技クイズの究極の形としてのゼロ文字押しをひらめき、それを説明可能とする緻密な展開が素晴らしい。
謎だったのは、最後にライバルが主人公に打ち明けるくだり。実利的な戦略家として描かれるライバルが主人公とのコラボを計画していたのならば、なぜ嘘をバラす策を選んだのだろうか。慢心或いはフェアプレー精神からの発露だけでは説明つかないような。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

うん。イイ。良かった。
読み終わったあと、タイトルが自分自身に問いかけてきた。

p.145
傷付き、悩みを抱えた友人に、どんな言葉をかければいいだろうか?上司から与えられた理不尽な要求に、どう応じればよいだろうか?我慢していまの仕事を続けるべきか、それとも思い切って転職するべきか?評判はいいが高価な冷蔵庫と、評判はそれほどよくないが安価な冷蔵庫の、どちらを買えばいいだろうか?画面の割れたローンの残るスマホを機種変更すべきか、金を払って修理すべきか、このまま我慢すべきか?仕事で疲れ切った日、奮発していつもより高いご飯を食べるか、コンビニ弁当ですませるか?夜更かしして先が気になる海外ドラマの次の回を見るか、大人しく眠りにつくか?

p.?
本番中、途中までは本庄絆のことをGoogle検索窓の劣化版だと思ってたし(略

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

量はそんなになかったし面白かったのですぐ読み終えた。クイズ大会のライバルが問題文を読む前に正解できたのはなぜか!?について書いてある本です。クイズ番組は今まで特に興味はなくて、知識量で勝者が決まるものとおもってた。もちろん知識も必要だけど

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2024年05月02日

購入済み

新しいミステリー

謎があって、謎解きがあり、正々堂々とした結末がある私の好きなミステリーの形である。一気に読んでしまったくらい引き込まれたし、クイズという今まで知らなかった世界に足を踏み入れた満足感もあった。場面や展開が限られていた分、大作という感じはしないが、良質であるとは言える。

#深い #タメになる

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2023年02月02日

購入済み

一気に読んでしまった

東野幸治さんのラジオで話題に上がっていたので勢いで購入。帯の推薦文で佐久間宣行さんが「一度開いたらもう終わり。」まさにその言葉通りに。

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2023年01月29日

購入済み

人生のクイズ

たった少しの場面なのに、頭の中で情景が想像しやすく、とても読みやすい本でした。
現代社会ならではの問題を取り扱い、とても深く、考えさせられるものでした。ぜひ若い世代の方々に読んで欲しいと思いました。

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2023年01月26日

購入済み

あり得ないが面白い

小川哲さんは「地図と拳」のような大作と、この作品のような中編小説のどちらも上手いことを知りました。百人一首の一文字決まりを上回るクイズの早押しとは。あり得ない現象が究極の推理で解き明かされるので、ページがどんどん進みます。

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2022年11月19日

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クイズ対決に対しての見方が、劇的に変わってしまうような衝撃。あっという間に読んでしまった。
クイズの対決は、単なる知識の差ではない。クイズはスポーツに近い。どれだけ早くボタンを押すかが勝負となるので、答えが完全にわかっていなくても、問読みの人の口の動きや、選択枝から、正答の可能性を探ることを瞬時に行う事ができる人だけが、クイズプレーヤーとして勝ち残っていくことができる。実にシビアな世界である。常人では太刀打ちできない、クイズ対決の奥深さが見えてきて、興味深い。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

 クイズプレーヤーの思考(を作り上げた?)を描く変わった構成。長過ぎなくて良い。一気読み。
 新たなエンタメ登場。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

日本版のスラムドッグミリオネア、のような話。
種明かしがあっさりしてるのも現代日本っぽくて好きな終わり方だった。

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2024年05月07日

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面白い。ページ数も少ないし読みやすくて良い。
みんな色々考えとるわって思い知らされた。
そーゆーわけで食わず嫌い良くないなって話変わるかもしれんけどそう思った。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

クイズとゆうものに馴染みがなかったですが、クイズプレイヤーが答えるまでに沈黙をしている理由がわかり納得できまた!答えを述べるまでに、口元をみて予想して構築して過去の記憶を呼び戻す作業があることで、あんなに時間がかかるし、あの短時間でここまでやってのけるクイズプレイヤーがすごい。答えがさっぱりわからんから見ることがなかったクイズ番組ですが、ちょっとだけ見たい気持ちになった!

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2024年05月05日

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人には自分なりの価値観があって、それはモノなりコトなりヒトなりであって。

クイズを軸に人生観や価値観、それに対しての揺らぎがユーモアな部分も混ぜつつ本著のテーマである最後のクイズの推理がすすんでいく展開は流れるような読みやすさもあって面白かった。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スラスラ読めた。まさかクイズだけで一冊全部終わるとは思わなかった。クイズは記憶力の勝負でただのエンタメだと思っていたが様々なテクニックがありスポーツを見てるかのような緊張感が伝わってきた。1つ1つのクイズにエピソードが付随してるのが面白く、そこに感情があるからこそ答えられるのだなと思うと、TVに出てるクイズプレーヤーも手の届かない天才ではなく同じ人間なんだなと感じることができた。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

クイズ番組を題材としたミステリーなのかと思い読み始めたが、クイズとは人生なのかと考えさせられた。
日常で目にするクイズ番組や回答者を天才的だなと感じていたが、その人もただクイズが好きで人生の中にクイズがあるのだと感じた

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱ本屋大賞なり芥川賞なり、大衆評価を受けてる小説はちゃんとおもろいね〜
哲学書が全然頭に入らず落ち込んでたけど、小説はちゃんとおもろくスルスル読めた

一年以上積読してたけど、この本が繰り返し訴える
自分の人生の欠片が、自分の世界との接点を拡張し、答えを導き出すというのは、最近ぼんやり繰り返し考えていたことで、巡り合わせを感じた
つい最近も、自分の未熟さで人生の決断を誤ってしまうこともあるけれど、自分の人生を見守ってくれている友達がその逡巡も含めて肯定してくれてるんだな〜ってる考えてたところだったので

欲を言うと物語の構成がちょっと物足りなくて、
割と序盤で2人に関連しているクイズで構成されていることが分かるけど、これに関してかなりエピソードとページ数が割かれること
競技クイズではなく、クイズ番組としての本質を理解してハックして自分のビジネスに利用していくっていうオチがなんとも資本主義的であること
が、面白かった分ちょっと物足りなさを感じたかも

本庄絆は、物事の本質を正確に理解して最短距離でハックした。その先に何を見ているのかを読みたい

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ゼロ文字解答」の謎を追うストーリー。誰かが殺されたり騙されたりという事もなく、捜査?は主人公の内省がメインという今まで読んだ事のないミステリー小説。派手さは無いが面白くて一気読み。
何気なく見てるクイズ番組だが、回答者は知識だけでなく駆け引きを含めて様々な要素で戦っている。クイズ番組をまた違った見方で視聴できるかも。

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2024年04月18日

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『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、対戦相手·本庄の不可解な正答をいぶかしむ。彼はなぜ正答できたのか?
真相解明のため彼について調べ決勝を1問ずつ振り返る三島は──。一気読み必至!鬼才の放つ唯一無二のクイズ小説
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クイズって奥が深い
ストーリーの進め方も面白かった
これからクイズ番組を見る目が変わります

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

クイズ番組の決勝戦に駒を進めた三島玲央。あと一問で優勝が決まるという最終問題で、対戦相手の本庄絆に優勝をかっさらわれる。本庄はなんと、問題が一文字も読まれる前にボタンを押す“ゼロ押し”で正答したのだ。果たしてやらせか?はたまた魔法か?三島はそこに至る経緯を振り返りながら、真相に迫る…

一言で言うと新鮮!
ミステリには多種多様なジャンルが存在するが、本書のようにクイズの世界を扱った“クイズ小説”は前代未聞ではなかろうか。そのオリジナリティ溢れる着想がまず素晴らしい。

クイズの不可解な正答が出来たのはなぜか?というのがメインの謎。その謎解きに当たって、主人公が過去対峙してきたクイズのエピソードが語られるのだが、これがいちいち面白い。クイズプレイヤー及び出題者の思考回路が覗き見できて、「ああなるほど」と膝を打ったり、あるあるネタに共感したり。それにしても、クイズプレイヤーの頭の良さには舌を巻く。問題文の“てにをは”や文脈から何を問われる問題なのかを瞬時に予測する瞬発力と適切な解答を引き出す記憶力。記憶というのは不思議なもので、単なる詰め込みだとすぐ忘れてしまうけれども、何らかのエピソードとセットだとずっと記憶に残ってるものだ。主人公が語る以下の言葉は、説得力があった。
“クイズに正解するということは、その正解と何らかの形で関わってきたことの証”
“知識が増えるほどより多くの事柄を覚えることができるようになる”

ストーリーが面白いだけに、登場人物達のキャラクター造形がペラいのが惜しまれる。
今回が初読の小川哲作品。
東大出身で、若くして直木賞等数々の文学賞を受賞した期待の作家さん。他の作品も読み進めて行きたい。

週刊文春ミステリーベスト10 14位
このミステリーがすごい! 7位
本格ミステリ・ベスト10 28位
本屋大賞 6位
SRの会ミステリーベスト10 10位
ミステリが読みたい! 2位
日本推理作家協会賞受賞(2023年)

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2024年04月30日

匿名

購入済み

クイズとは何かを考えさせられる

競技としての「クイズ」の深さを知った。
そういう伏線の貼り方もあるのかと気付かれた。
話題になっているという理由で読み始めたため、一瞬肩透かし感がある部分はあるが、とは言え、サクッと読めて最高のエンタメであるのは間違いないと思った。

#タメになる

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2023年04月21日

ネタバレ 購入済み

現実的なことろがいい

クイズもまた金を稼ぎ生活するための手段である、一つの面が書かれていてとても良かったと思います。
マスコミ業界の思惑だったり、純粋にクイズを楽しみたいプレイヤーたちとの差だったりとかも、リアリティがありました。
それらを俯瞰し先読みする本庄という人物象にも。
ただ、個人的には物足りないないかなと
もう少しピリピリやハラハラした場面も読んでみたかったです。

#カッコいい #タメになる

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2023年03月15日

Posted by ブクログ

新鮮なミステリーで最後まで予測できなかった。早押しクイズは知識だけではなく、数列の考え方で正解確定のタイミングで早押しするのが醍醐味というのがなるほどと思った。テレビでクイズ番組を見る時の見方が変わるかもしれない。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スラムドッグミリオネアみたいにクイズと人生が交差して物語が進んでいく。
優勝した奴がやらせなのかそうじゃないのかを決勝で負けた人が考察するというのがスラムドッグ〜と大きく違う点。
クイズにまつわる主人公の人生も淡々としているようで、クイズに生かされクイズに救われてきた描写はまるで武道とかそっちの話みたい。
最後のオチは文中で賢しい描写が満載だったので意外性という感じではあまり感じなかった。
むしろ、求道者のような主人公の思想がなんともかんとも。
俺のクイズとは違うってまさしく求道者だし。
そんなところを同棲してた彼女は感じ取ってたんかもね。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

賞金1000万円をかけた生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場した主人公が、問題文を読み上げる前に回答し正解した対戦相手とその手法を、クイズプレイヤーの目線で紐解いていく新感覚ミステリー。

競技としてのクイズがあることを知らなかった私は、本作を読むことで初めて競技クイズの世界を垣間見た。「読ませ押し」「確定ポイント」「ダイブ」など、勝利するためのテクニックが存在し、これまでエンタメとしてしか見ていなかった「クイズ」というものへの印象が変わっていった。

エンタメミステリーとしてのアイデアは非常に面白く、新たな知見を得ることができた作品だったものの、クイズ番組を振り返っていくという物語の構成状、どこか内容が説明臭いと感じる部分が多く、ミステリーというよりは雑学本を読んでいる感覚に近かった。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いけすかないと思っていた対戦相手だが、クイズを通して彼を分析していくことで実は傷ついた過去を持つ人間だということがわかった…と思ったら違ったぜ!という話。
それは君のクイズであって、僕のクイズではない。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クイズチャンピョン決定戦最終問題でのゼロ文字回答をめぐる考察ミステリー。

クイズに正解が確定されるポイントがあって、クイズプレイヤーは如何に早い段階でポイントに気づくか選択肢を絞ることができるかが勝負というのは勉強になりました。
まるで、百人一首の頭の文字で札を取るようなもんですね。
解答が導き出せるのはその人の人生体験が大きく影響するというのもその通りかと思いました。
また、人生そのものが正解のないクイズというのもなんとなく納得しちゃいました。
勢いのある著者だけに一気に読ませるのもさすがだと思いました。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

終始一貫してクイズ番組の物語。トリックとかどんでん返しとかではなく、なるほどねと思わされる。クイズって知識量だけじゃなくて応用力と駆け引きが重要なのね。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

「僕は、僕の信じるクイズをした。」

少し前に話題になっていたので読んでみました。
もともと雑学を知るのは好きなので、クイズが出てくる度に楽しい気持ちになれました。終わり方も変に作り話っぽくなくていいです。なんか現実にありそうな感じがする…
読みやすい文章だったし、作者の他の作品も読んでみたいと思います。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋大賞2023とこのミス2024の候補作だったので、気になり読んでみた。
どんなジャンルにも属さない「クイズ」小説だと思う。
私自身はクイズにあまり興味がないのでピンと来ない部分も多かったが、クイズ番組が好きな人ならその裏側を知ったりプレイヤーの思考を辿ったりできて興味深い一冊だと思う。
クイズに正答すれば誰しも嬉しい感情が多かれ少なかれあると思うけど、それが自分自身や自分の人生に対する肯定、というのは、なるほどクイズプレイヤーとはそんな風に考えているのかと新鮮な発見だった。
真相はあっけないというか、なんだ結局そういうことか…という感じ。
直向きな主人公に対し、絆のキャラクターが後味悪かった。
ミステリではなくあくまでクイズプレイヤーがクイズ番組やクイズという競技にどのように向き合っているか、という本だと思えば楽しめると思う。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

日常全てがクイズ。
クイズプレヤーって、異次元の別世界の人って思っていたけど、実はそうではなかったりするらしい。
日常の出来事をひとつひとつ深く観て考えて繋げていく、その蓄積がクイズの正解になる。
今まで全く想像もできなかった世界を垣間見ることができて面白かった!

小川哲さんの作品2作目。
切り口が斬新で夢中で読み終えてしまう。

***

『クイズに正解したからとって、答えに関する事象をすべて知っているわけではない。ガガーリンの「地球は青かった」という言葉を知っていたとしても、ガガーリンが見た地球の青さがわかるわけではない。むしろクイズに正解することは、その先に自分がまだ知らない世界が広がっていることを知るということでもある。ガガーリンの言葉を知っているおかげで、僕たちは宇宙から見た地球の青さを想像することができる。』
▶探究心の高め方。こうやって物事を考えられたら、自分の世界がぐんっと広がっていくんだろうな。

『僕たちはいつもクイズを出題され続けている。競技クイズをしている必要はない。クイズは世界のどこにでも存在している。傷つき、悩みを抱えた友人に、どんな言葉をかければいいだろうか?…』
▶クイズプレヤーって大変だ...て思いながら本書を読んでいてはっとさせられた。他人事じゃなかった、私にも毎日クイズは出題され続けているんだ。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

クイズ番組で問題が読まれる前に正解することができるのか?という問いを追い続ける主人公が最後にその答えにたどり着く。
競技クイズの奥深さを存分に感じられ、主人公の目線で答えに近づいていく感覚が面白くあっという間に読み終えられた。

最後に真相が分かりスッキリ終われると思いきやハシゴを外される感覚も。
好みが分かれてる結末かもしれないが、最後の最後に明確になった主人公と本庄の温度差はとてもリアルで、「クイズとは人生である」という主人公の最後のことばにもリンクするように感じた。

新鮮なテーマで面白かったけれど、あちこちに載っている宣伝文句で期待度が上がりすぎてしまってたかも。。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

くいず王を決める、Q1グランプリが開催される。賞金は1000万。
クイズオタクの主人公と、
博識でテレビで活躍する対戦者。

最後の問題で対戦者は
クイズの問題が読まれる前に答える、0秒押しで正解する。
ヤラセなのか?なぜ正解することができたのか。
主人公は相手の過去の出演作や、弟の話をきいて、深掘りしていく。
最後に、レストランで対峙する2人。
そこで、クイズの答え合わせがなされる。


クイズだけど、クイズの話ではない。
あなたにとって、クイズとは?

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

クイズ番組に出ている人たちはこんなことを考えているのか、と、全く知らない世界を覗き込んだような気分で読みました。主人公の人生をたどりながら真実を探っていくのが、テンポ良くて読みやすかったです。
最後は一体何の時間だったんだ?とも思いつつ……、楽しく読めました。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

あるクイズ番組で問題が1文字も読まれないうちに正解したクイズチャンピオンの謎を解くミステリー。
超能力的な話だったらちょっとなぁ…と思ったけど、ちゃんと論理的な説明になっていて府に落ちる展開。
プロ目線の思考の描写が臨場感があって凄く良かった

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

クイズ回答者は問題を答えるために色々なことを考えている。クイズを題材に人生について触れている。いくつも選択肢があるものから自分が選び出す答えは正解なのか間違いなのか。

著者の知識も凄いと感服。しかし終わりがいまいちだった。

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2024年04月16日

購入済み

クイズとは

人によって好みが分かれる終わり方だった。個人的にはあまり好きではない終わりかただったので星2にした。

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2024年04月05日

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