【感想・ネタバレ】ヒトはそれを『発達障害』と名づけましたのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

かわいいキャラクターを通して、発達障害を理解することのできる啓発マンガ。他に「発達障害グレーゾーン」についても紹介している。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私自身、混合型の発達障害当事者です。

当事者目線を説明する際、またはどこからが障害レベルの状況なのか、
お互いに文字だけで説明しても伝わりにくいのですが、
・マンガなので具体的にイメージしやすい。
・特性ごとにキャラクターもセリフも色分けされている
のでとてもわかりやすいです。

できればマンガ以外の詳細部分なども、フォントや文体など考慮してくれれば良いのにと惜しいもありますが、マンガの部分だけでも共有する価値あると思います。

マンガの部分だけなら、小中学生でも読めると思います。

0
2025年04月23日

Posted by ブクログ

Webマンガがほんとにわかりやすくて面白くて、勝手に「母校の誇りだわ〜」とか思っていた作品が本になった。

かわいいキャラクターとイメージしやすい図解が見ていて楽しく、とにかく「不安なもの」「わからないもの」「困ったこと」とされがちな発達障害当事者の世界を描き出してくれていて、ハードルが下がること間違いない。
当事者にも家族にも、もちろん支援者にも参考になる。
既に知識を持っている方たちにとっては当たり前のことばかり、と思われるかもしれないが「自分のことをわかりやすく伝える」「本人の困りごとを共有するためのツールとして活用する」など、有用に使えるだろう。

登場するキャラがほんとにかわいくて魅力的。入門書としても、セルフヘルプのためにも良いと思う。

個人的にはやはり"エドヒデ"くんにシンパシーを感じるなあ。そして、発達障害に関してはもっともっと共有したいことがたくさんある(と思う)。
ぜひ続編、シリーズ化を!

0
2022年12月05日

Posted by ブクログ

発達障害とは何かを知りたい方にはまずこの本を読んでみるのをオススメする。とても簡潔にかわいらしい漫画で特性が描かれている。

発達障害は脳の問題でありマイノリティであるので、当事者個人の努力だけではどうにもならないこともある。つまりは周囲の環境も味方につける必要があるということだね。

脳の多様性(ニューロダイバーシティ)についても少し触れられていた。このトピックは個人的にもっと掘り下げたい。

0
2024年05月09日

Posted by ブクログ

かなりわかりやすく発達障害が説明されている。
当事者が困り事について、
周囲にどう伝えればいいのかのアドバイスもある。

0
2023年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 この領域に関する医師の診断はヒトをあるカテゴリーに分類はしても治療的な意義はそれほど高くない。我々自身が、普通と違うヒトをカテゴリー分けすることで納得感を得ようとしている面もある。
 本著で語られているように、ヒトの多様性を受け入れ、「得意」「苦手」「欲しい補助」をお互いが理解し補い合って生きればいい。
 ただ、職場での画一的な労務を求められる場では環境の調整も難しく、現実として環境との不一致は避けられないことも多い。個人も経営サイドも生き方の多様性を模索する時代になっている。

0
2023年01月08日

「学術・語学」ランキング