あらすじ
もしもプロジェクトマネージャーが「片づけ」をプロジェクト化したら。
・次こそ絶対に部屋を片づけたい
・そろそろ部屋をキレイにしないとマズイ
そんな悩みを抱えた方必読の一冊が完成しました。
「片づけ」×「プロジェクト管理」であなたの部屋が生まれ変わります。
仕事のように片づけと向き合い、計画的に部屋を整えていくノウハウを詰め込みました。
はじめに
1章 「いつかキレイな部屋に住みたい」という夢は、「いつまでに何をどう片づけるか」という計画にして初めて叶う
ステップ1 片づいた部屋で何をしたいのかを決める
ステップ2 「何を」「いつまでに」「どう片づけるのか」を決める
ステップ3 片づけるためにやることを、細かく分ける
ステップ4 細かく分けたタスクを、「いつやるのか」決め∣
ステップ5 片づけの邪魔になる大きい不用品は、あらかじめ処分する
2章 計画の通りに片づけを実行する
ステップ1 「どうしてもモノが捨てられない!」から脱却する
ステップ2 実際にいらないモノを捨てる
ステップ3 捨てずに残したモノを分類する
ステップ4 分類したモノの住所を決めて収納する
ステップ5 計画を完遂し、最初に立てた目標を実行する
3章 二度と元の汚部屋に戻らないために
ステップ1 より「モノを戻しやすい部屋」にする
ステップ2 より「掃除をしやすい部屋」にする
ステップ3 定期的にモノを捨てる
おわりに
【著者について】
藤原 華
年金手帳を部屋の中でなくしたことに驚愕し、片づけを決意。上場企業勤務のキャリアを活かし、「汚部屋脱出プロジェクト」を立ち上げ、完全に仕事として片づけを成功させた汚部屋卒業生。
汚部屋のトラウマが深いあまり、「ティッシュやリモコンですらテーブルに置かずクローゼットにしまう」「床には死んでもモノを置かない」など反動がすごい。
整理収納アドバイザーの資格も取得し、片づけのコツや片づいたお部屋での暮らしをツイッターやブログで発信している。片づけサポートも実施中。
Twitter:@hana__heya
Blog:北欧インテリアな部屋でミニマルなひとり暮らし
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Posted by ブクログ
この本を読むような人なら一回は考えたりどこかで読んだり見たりした内容が載っています。
それらを体系的にまとめてくれているので、「計画の方法がわからないから片付けできない」という人には向いています。
私は十数年以上汚部屋の住人です。
どうにしかして片付けたかったのでこの本を手に取りました。
仕事で使っている用語や計画書もたくさん載っていたので「計画を立てること」は簡単でした。
でも、片付けを仕事にするのは無理でした。
仕事ならお金ももらえるし期日も守るしなんなら余裕を持って仕上げます。
自分のためにモチベあげて片付ける、ができないのはまた別の問題でした。
そのことがわかっただけでも良い本と出会えたと思います。
めんどくさいをやる気にさせる方法が載ってる本を探す旅にでます。
Posted by ブクログ
これは手元に置いて1個ずつ実践しないと効果がない。
ひとつひとつのビジネス用語、色々使ったことがあるツールだけど、片付けに応用しようと思ったこと無かったな〜。確かに仕事は絶対目標設定して、未達にならないようがんばるもんな。その考えを持ったらいいのかと驚き。
Posted by ブクログ
▼メモ
・片づけの4ステップ
(1)計画を立てる(一番重要)
(2)実行する
(3)見なおす
(4)改善する
・P21:片づけの最初に「いつ」「どの部屋で」「誰と」「何をしたいのか」を具体的に決め、優先度をつける。
・P48:必ず「捨てる」「分類する」「収納する」という3つの作業は入れる
・P62:大きい不用品だけは、片づけを始める前に必ず処分
・P78:客観的な捨てるルールの例
(1)1年使ってなかったら捨てる
(2)使い道を“ 今”思いつかないなら捨てる
(3)〇〇は〇個まで持つ。それ以上は捨てる
・P83:「収納用品」は片づけが終わるまでは買わない。理由は思いのほか捨てる作業がはかどる可能性があるから
・P119:収納とは「使ってないモノは処分」して、「今使ってるものをしまう」こと
・P132:モノを戻しやすくするコツ
(1)アクション数を減らす
(2)使う場所の近くに収納する
Posted by ブクログ
片付けを業務の如く細分化して落とし込む、本当にプロジェクト化した方法です。
なんとなく片付けているからリバウンドするし、どこか他人事(自分のものではない)と言う思いもあるし、などいくつか挙がっている片付かない理由に当てはまりました。
ここまで本気になれるかは微妙なところですが、参考になります。
Posted by ブクログ
いろんな片付けの本を読んで片付けられないままだったけど、仕事はなんとかやってきてる。
仕事の手法を使えばわたしにもできるかもしれない。
あとは本当に片付けられるかどうかだな。
Posted by ブクログ
SNSで元々フォローしていた人だったので、今更ながら読んでみた。
①計画を建てる
(体力がある時にやるべきものと疲れている時でもできそうなものなどと区分けする。やる気がない自分前提で概ねスケジュールを組む)
②ひたすら捨てる
(捨てて後悔したものは、ダンベルと水着とミキサー。共通点は、片付いた部屋だとやる気が出ることに使うもの。収納用品は事前に買ってはいけない。捨てずに残すものは床に放置しておく)
③残したものを分類する
(紙袋を用意して文具・旅行用・書類・常備薬など、完全に分類し終えること。中途半端なものを残さない)
④収納場所を決める
(アクションを最低限に分かりやすく。ラベル貼りなど)
SNSのような限られた文字数内での語り口なら取っ付きやすくていいのだが、本となると、要点以外のお喋りが多くて(説明の一環なのは分かるが、頭に入らない)全ての文字を拾おうとするととても読みずらい。
要点には色がついているので、そこだけ拾い読みするのでも十分かもしれない。