あらすじ
育ての親「竜王族」から人類の生殺与奪の権を委ねられた少年による圧倒的無双譚!!
最強の種族「竜王族」に育てられた人間の子供・アイレン。
ある日、人類による略奪行為が限界を超えたと判断した竜王族は、
人類を生かすか滅ぼすかを見定める使命をアイレンに与え、エリート階級の子供たちが通う王都学院に入学させることを決めた。
アイレンの使命と本当の実力をまだ知らない同級生たちは、アイレンを田舎者の平民としてバカにした態度で接するが…!?
全てを極めし少年が巻き起こす圧倒的無双譚、堂々開幕!!
感情タグBEST3
及第点な作品だと思う
竜王族に育てられた人間が人類存亡をかけて人類を見極めるという話。
この世界の竜はやたらと人化しているので読んでいて混乱しますが、人間を超越した
種族の為に、人類の愚かさゆえに滅ぼしてしまえと考えるようになります。
まぁ、主に竜の縄張りを侵し卵を割ったりされたような演出があった。
その時点で怒り心頭で滅ぼそうって声がデカいのに、急に森で育った人間である
主人公に見極めるように言い出すんですが、そいつも人類なのに森で育てたという
理由だけで溺愛してんのよね。
自分らが愛情をもって育てたら人間でも良いなら滅ぼさなくても良いし
都度許せ無い人間だけ殺せば良いのにと思いました。もしまた森に捨てられた子がいて
人間でも育てたら溺愛するんやろ?もっと種族そのものを嫌う感じが欲しかった。
まぁ、竜からするとあいつら調子のってるから滅ぼすべ的な感じ。
その線引きが曖昧すぎて、今ひとつ感情がついていかない。
竜に育てられた人間という設定がある割には人間贔屓なメンタリティな主人公。
その強さなどもありある程度の嫌がらせは気にも留めないし、下手すると悪い事だと
わかっていても気にし無い。ほぼ隠蔽みたいなもんや。
何の為に選定者として選ばれたのかは少し疑問は残ります。
まぁ所謂なろう系では。ごく普通のありふれた作品です。可もなく不可もなし。
この手の作品は極端に下振れした「つまらない」と言われるレベルの方が話題には
なるしベクトルの違った楽しみ方を出来ますが、それもない為
読めるけど面白く無いという評価に繋がってしまう事もあるのかなと思います。
個人的には好きな作品ですし面白いとは思いますが他人に薦める要素は見当たらない。
面白くなかった
主人公がとにかく優柔不断でこんなのに人類の行末を見定めさせようとか、無謀にも程がある。挙げ句には保護者や知人が勝手に乗り込んできて引っ掻き回すから主人公が何もしなくても物事が進んでしまい、何が面白いのかさっぱり共感出来なかった。