あらすじ
イヴの異称を名前に持つ女、上田絵羽。絵羽はある野望をもち、日本国内の超進学校に潜り込む。そこには数学の天才児・上杉和典が在籍していた。絵羽は己の目的を達成するために、自分が目を付けた優秀な人間に扇情的な言葉を投げかける。絵羽からの荒唐無稽な要望に強い拒絶感を感じる一方で、強く惹かれる和典。しかしその裏に見え隠れする、得体の知れない闇に危険を感じ、それが何なのかを探り始める。
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Posted by ブクログ
KZシリーズの大人向け小説。ハードカバーを持っていますが持ち運びしたいので、文庫本も買いました。KZシリーズを読んでない人には、このシリーズ本を読んでもあまりブッ刺さらないと思います。それと、読むのは高校生になってから読んだほうが良いです。本当に大人向けです。成熟した大人じゃないと理解できない話も出てきます。私も流石に公式が注意警告していたので、このシリーズは高校を卒業してから読み始めました。中学生くらいの子にはまだ合わないと思います。まだ学生の人には試し読みしてから買うことをおすすめします。
失敗
試し読みせずにうっかり同じの買ってしまいました
2018年6月に出てるのと同じです
(上杉くんの数学のライバルのことか、ワインのことがあらすじに書いてあれば思い出せたんだけど)
内容は面白いです
kzシリーズの上杉くんと黒木くんを好きな高校生以上の人向け
Posted by ブクログ
昔、コバルト文庫で刊行してた『K'Zシリーズ』の高校生バージョン。
なんと主人公は上杉!
若竹でなく!
しかも、Wikiでシリーズの情報を見てしまったんだけど、上杉の元カノがアーヤだと!?
若竹でも黒木でもなく?
一体何がどうしてそうなったんだ!
コバルトの続きは、青い鳥文庫で藤本ひとみ原案で出てるんだけど、既に既刊40巻……。
マジか。
てか、なぜ、コバルトでは絶えたシリーズをこんな形で……。
話は、上杉が狂おしいほどの恋をするところから。
相手は、なんと18歳上のチューター、上田絵羽。
絵羽は実家のワイナリー再建のため、「頭がよく、まだ将来の方向性を決めていない男子高校生」にターゲットを絞ってパートナー探しをしてるわけだが、この探し方からして明らかに間違ってる。
まず、高校生の時点で、親も将来も捨てて18歳も年上の女に賭けてくれる少年はそうはいない。
そして、数学ができても、バイオとか生命科学が得意とは限らない。
上杉より小塚の方がよほど適任では?と思った。
高校生よりも、既に植物とかバイオを本格的に学んでる大学生か大学院生の方がよほど可能性がありそう。
将来の道はある程度決めてるかも知れないけど、大人なので自分が人生を賭すに値する女と使命だと思えばパートナーになってくれそう。
山沖先生は、『容疑者Xの献身』の石神とキャラが被るんだが、こういう数学教師は高校に一定数いるのか?、