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Posted by ブクログ
世の中の様々な場面で目にする数字を、どのように正しく見て、理解したら良いのか、見方を間違うとその意味合いや評価が真逆になってしまう。数字との付き合い方について、そのヒントを簡潔に教えてくれる一冊。数字にだまされないためにはどうしたら良いかを述べながら、信用を失わないために、だまさない・ごまかさない数字の見せ方・伝え方をすることの大切さを説いている。
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著者はビジネス教育家で本書が書き下ろし。
物事を数値化することの重要性はよく仕事で言われることであるが、それだけでは物事の表面的な部分しか掴んでいないこともありえる。
「逆は?」「一方では?」の視点は勉強になる。例えば利益が前年比1%しか伸びていない会社と言われるがあったとする。
「逆は?」の視点で見ると利益は出ているといえる。「一方では?」の視点で見ると競合他社は実は軒並みマイナスだったとする。統合してみるとこの会社は決して悪くはないのである。
このように数字の表側だけではなく裏側も見ると、本質に近づける。誇大表示の広告にも騙されなくなる。
Posted by ブクログ
タイトルのとおり、数字にだまされないための基本的な考え方を、具体的な事例とともに分かり易く学ぶことができる。
数字でアピールしてくる商品や各種サービスに対して、冷静な目で判断できるようになる(既に出来ている人は、そこまで得られる知識は多くないかもしれない)。
数字は可視化や抽象化という点で優れているが、思考停止に陥るといったデメリットもある。
だまされず、「思考の始点」として活用していくことが重要。