あらすじ
国家防衛担当エラス伯爵家の次女・アマリア。義姉・フリダに婚約者を寝取られ、身代わりにメリディウス辺境伯・オズワルドとの政略結婚を命じられた。隣国に寝返らないよう、目を光らせるのがアマリアの役目だという――。強面で粗暴な軍人と噂されるオズワルドだが、領地に暮らしはじめた新妻に、指一本触れてこず、そっと贈り物を置いていく。その不器用で優しい人柄に、アマリアは惹かれていった。しかし心を通わせはじめた矢先、フリダに意地悪く「あなたは騙されているのよ」と吹き込まれ……。「私は騙されているの?」 不安に陥るアマリア。「アマリアに笑顔になってほしい」 その一心のオズワルド。想いを口にできないまま、すれ違う二人の行方は……。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
すれ違い
すれ違いというか、ただただお互い遠慮しあって言葉が足りないだけというか…。
最後にはちゃんとざまぁもあるけど、こういうの巷にあふれてるから、もう一捻りがないと印象に残らずなかなか難しいと思いました。
すれ違い
義姉に婚約者を寝取られ、姉の代わりに姉の婚約者の元へ嫁ぐことになったヒロイン。王命で断れないとは言え申し訳無さを覚えます。ヒーローは辺境伯で武骨な人物なためヒロインに一目惚れしつつもどう接していいかと距離を置いてしまいます。そんな二人のジレジレ婚でした。ヒーローの武骨さが可愛らしかったです。