あらすじ
新しい資本主義が胎動する瞬間を見逃すな!
ガーナの電子ゴミを10億円に変える 話題の美術家 長坂真護氏。
現地に私設の学校、美術館、リサイクル工場を設立。
枠にとらわれず活躍の場を広げる長坂氏の目に映る「資本主義の先」とは―。
SDGsの“次の取り組み”に未来へのヒントがある!
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Posted by ブクログ
一つのサステナビリティの考え方として興味深く読ませていただいた
文化経済環境のバランス
ガーナのゴミで作った作品が1500万で売れた。それまでは美人画で30万程度で売る画家だった。
社会課題の解決を事業として展開する時代の変化に敏感な経営者が次々と作品を買って行った
収入を絵の売り上げの5%と決め、残りはガーナ野問題解決に使うと公言している。これが価格を引き上げている。
絵の価格のからくりは、ガーナのマイナス1500万円の負債を意味する。負債の大きさはアートの価値の大きさとして先進国で転換される。レバレッジ
資本主義から自分自身が抜けることはできない、飛行機も使えないしスマホも使えなくなる、これを利用する方がいい
売上以上にソーシャルクレジット、もたらすソーシャルインパクトが企業価値に影響するようになるのではないか
寄付はサステナブルではない
依存関係を生み出す
→経済活動を生むマイナスを提供出来てることが共存関係になる、ある意味で平等
負の力をお金に変えられるアート
画廊ビジネスは、画廊と画家で売り上げを折半、2週間の個展をやるサイクルだとすると24人抱えられる。エクスクルーシブな契約だったり、売れなかったら画家持ちになったり画廊に有利。比率はより画廊が大きいこともある
ボランタリーチェーン
事業者は作品を無料で展示でき、売り上げは折半、オンラインで事業者同士が繋がり、他の事業者の作品も取引ができる。
本部は在庫リスクを抱えなくて良い
セカンダリーチェーン
転売ができるマーケットを指定する契約書にした。売上は本部と売却者で折半
業界のルールに乗らない新たなシステム