【感想・ネタバレ】ルラルさんのつりざおのレビュー

あらすじ

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ルラルさんは、おじいさんからもらったつりざおを使ったことがありません。なぜなら、いっしょにつりにいこうと約束したのに、おじいさんさんは病気で入院したまま亡くなってしまったからです。ある日、ルラルさんがそのつりざおを庭でふっていると、仲間の動物たちが集まってきて、魚がよくつれる湖に案内してくれました。仲間たちは次々、魚をつりあげますが、ルラルさんはつれません。あきらめかけたとき……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『ルラルさんのにわ』シリーズの九冊目ですね。
 これは ルラルさんの つりざおです。
 つりずきだった おじいさんから もらいました。
 そのとき、おじいさんは いっしょに 
 つりにいく やくそくも してくれました。
 ところが、おじいさんは おもい びょうきに
かかり、そのまま てんごくへ たびだってしまいました。
 それから ずっと ルラルさんは 
このつりざおを つかっていません。
 おじいさんと いっしょでないと、このつりざおで
さかなを つりたいと おもえなかったのです。

 ルラルさんか にわで つりざおを ふっていると
「こんなところじゃ さかなは つれませんよ。」
 にわの なかまが あつまって
「ぼくら、さかなが どっさり つれるところ
  しってます。」
 「いきましょう。」「いきましょう。」

 こうして、にわのみんなで さかなつりに でかけました。

 魚釣りは、愉しい一時になります。ルラルさん、一人だけが釣れませんが、最後になにやら、大きい魚がかかったようですが……?
 ルラルさんと、にわのみんなの優しい気持ちが一緒になって、爽やかな物語に感動しますね。
 いとうひろしさんの、ユーモアたっぷりの絵がほっこりと、悲しい思い出も包み込みます!
 ルラルさんシリーズは、ワクワクと、しんみりと、元気いっぱいの、盛りだくさんの素敵なシリーズです。読んだあとに、ふんわりした清々しさを感じますね。
 (付録がついていました。いとうひろしさんとルラルさんが肩を組んでいます。にわのなかまたちの紹介もしています。)
(メメさん、『ルラルさんのつりざお』は、しんみりとしますが、にわのなかまたちのおかげで、元気いっぱいになるお話でした。)

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2024年10月21日

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