【感想・ネタバレ】本に、オトナにしてもらった。 人生の分岐点は、本屋さんにある。のレビュー

あらすじ

父からプレゼントされた『巌窟王』、
挿絵にエロスを感じた『怪人二十面相』、
テレビ朗読ではまった『三四郎』、
病院の待合室で読んで人生を考えた『人間失格』、
好きな子と話すために買った『高橋和己全集』、
試験前の逃避で読んだ『檸檬』……。
本の数だけ思い出がある。思い出の数だけ人生が豊かになる。

手にとった本に、人生の地図が書かれていた。

すべての本との出会いは、
「あなたはこういう本が必要じゃないですか」
「今ちょうどこの本を読むタイミングですよ」
と、本が声をかけているのです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本の素晴らしさを余すことなく伝えていて感激した。
「本と目が合う」「本を連れて帰る」という表現も、めちゃくちゃ分かる。
冗談抜きで、“追い詰められた人がたどり着く最後の砦”=“本”だと思っている。
覚えるために読むわけじゃない。
なんだか昔を思い出して泣きそうになった。

1
2022年07月11日

Posted by ブクログ

この本の中で最も印象に残っているのは、本を見返した、読み返した時に思い出すのは内容ではなく、読んだ当時のことだということだ。
読んだ当時の自身のこと環境のこと。内容も勿論思い出すだろうが、それを通して当時を思い出すという。

言われてみて確かにそうだなぁと1人納得した。
今後意識してみたい。

0
2024年08月04日

「ビジネス・経済」ランキング