【感想・ネタバレ】超訳 芭蕉百句のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年11月21日

芭蕉と言えば、わび・さびに象徴される美意識の人物を想像してしまうが、この本で描かれているのは野心満々で男色家で幕府の隠密を務めるという意外な一面だ。その真否は分からないが、新しい目で芭蕉の俳句を見直すきっかけになった。「芭蕉野分けして盥に雨を聞夜哉」「道のべの木槿は馬にくはれけり」「海くれて鴨の聲ほ...続きを読むのかに白し」「命二ツの中に活たるさくらかな」「旅人と我名よばれん初しぐれ」「冬の日や馬上に氷る影法師」「蓑虫の音を聞に来よ草の庵」「蛸壷やはかなき夢を夏の月」「田一枚植てたちさる柳かな」「波の間や小貝にまじる萩の塵」「うき我をさびしがらせよかんこ鳥」「年々や猿に着せたる猿の面」「此道や行人なしに秋の暮」

0

「小説」ランキング