【感想・ネタバレ】攫い鬼 怪談飯屋古狸のレビュー

あらすじ

一膳飯屋、蕎麦屋、菓子屋、いずれも屋号は「古狸」。三人の兄弟と看板娘のお悌が切り盛りする料理屋に通い詰める虎太。
姿を消した亀八を「古狸」のきょうだいたちは心配していたのだ。
怪談を聞かせるか、話に出た怖い場所に泊まると、飯代が無料になる「古狸」。
お悌と好物の茄子を目当てに通い詰める虎太は、それも怪談好きの亀八を探すためだとわかってきた。
だが、虎太は大の怖がり。今日も怖い場所に行かされる羽目に。
「うちの子を探して」と告げる幽霊の頼みを、虎太はどう応えるのか?
そして、亀八の、お悌たちには言えない秘密を虎太は知ることになり……!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

虎太の奮闘記最終巻
初めから終わりまで、虎太のキャラが一貫していて、怪談話は怖いのにクスッと笑えるシリーズで楽しかったです
今巻は、幽霊もだけど人の方が怖い展開

大団円ですが是非続刊期待します!

0
2023年09月21日

Posted by ブクログ

怪談飯屋古狸シリーズ、3部作最終巻。

3部作なだけあって、前2作も含めた事件の謎の回収となっている。今回は怖いというより、「犬の恩返し」のようにほんわかとした不思議エピソードが良かったな。お悌の父親の亀八の正体は、途中で何となく予想がついた。まぁ、悪くない結末で何より。でも、虎太のキャラが結構好きになっていたから、これで終わりなのはちょっと勿体ないかな。幽霊に遭いやすい体質をこの際武器にして、千村の旦那と鎌七と組んで事件解決を続けたらいいのに。まぁ、それはそれで気の毒だけど。

0
2023年08月24日

「小説」ランキング