【感想・ネタバレ】祟り神 怪談飯屋古狸のレビュー

あらすじ

看板娘お悌が納得する怪談を聞かせるか、話に出てきた怖い場所を訪れると、飯代を無代にしてくれる一膳飯屋「古狸」。修業先で喧嘩して飛び出して貧乏な虎太は、お悌に一目惚れして「古狸」に入り浸る。怖がりのくせに、ついつい怖い目に遭ってしまう虎太は、盗賊の頭目「蝦蟇蛙の吉」たちに皆殺しにされ空き家になった家に忍び込み、行方知れずの鶴七の謎を追いかけようとするのだが? 今度はどんな幽霊を引き寄せるのか? 怪談+謎解き+グルメ+片思いのてんこ盛り時代小説、第二弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

怪談飯屋古狸シリーズ、3部作のうちの2作目。

最近読んだ皆塵堂シリーズの新作の怖さが物足りなかったせいか、こちらは程良い怖さで面白く読めた。虎太に限らず、どのシリーズもキャラはほんわかとしていてとても良い分、怪異の怖さの匙加減が難しいところ。
で、このシリーズはやっぱり虎太のキャラが良き。阿呆というか、のん気というか、絶妙に聡いところもあって、キャラの好き度が増していってます。皆塵堂シリーズの魚屋との邂逅場面が「怨返し」だけでなくこちらでも読めたのもサプライズ。更に、あのお爺さんも。「怨返し」を結構最近読んでいたので、記憶に残っている人物だったのだけれど、分かる人には分かる、くらいのゲストキャラに気づくとなかなか嬉しいもの。輪渡ファン読者で良かった。

0
2023年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今巻もバッタバッタ祟り殺されていくオカルトミステリー時代小説。
生霊、幽霊、殺人、自殺、強盗皆殺し、そして巡る御神木の祟り。
そこに繋がるのか、とスッキリしつつも恐ろしく、楽しい虎太の日常物語、猫かわいい。
次巻で完結らしいですが、是非番外編などで続いて欲しいなぁ。

喧嘩っ早くて短気で阿呆なちょっと流されやすい虎太がいいキャラなのです。
あと美味しいどこ取りしていく団子www
彼の物語もあったら嬉しいな〜(*´艸`)

0
2023年03月12日

「小説」ランキング