あらすじ
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いくつになっても、勉強は人生の密度を何倍も底上げする!
勉強しても、成果の出る人と出ない人がいます。その違いは、頭がよくなる勉強の「やり方」と、自分の「能力特性」を知っているかどうかです。
自分の能力特性に合った勉強法を実践することで、いくつになっても脳は鍛えられます。
しかし、私たちのほとんどは、これまで自分にとって効果的な勉強法を学ぶ機会がありませんでした。
本書を読むことで、脳の力を最大限に引き出せる勉強のやり方を知り、社会がどんなに変化しても対応できる頭のよさを手に入れることができます。
『大人のための勉強法』また、『80歳の壁』がベストセラーとなっている和田秀樹先生が、効果的に成果が上がる「頭がよくなる」勉強法とその実践方を紹介。
いつまでも若々しく学びを楽しむための一冊です。
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Posted by ブクログ
最近読書を始めてこういった方面の本を読んだことがなかった。
資格の勉強を始めたいと思っていたので手を取ったが、読みやすくわかりやすい内容で個人的には面白かった
一度得た情報は海馬に一時的に保存されるが、同じ情報が繰り返し入力されると、海馬はそれを重要なものと判断し、大脳皮質に送られ長期保存される。
30日以内に同じ情報が入れば脳が重要な情報だと判断するとされているので30日以内に復習すると長期保存されやすい。
朝の脳は問題を解いたりアイデアを練ったり、読書をするなど「考える勉強」に最適。起きたばかりで頭が疲れていないため。
夜の脳は勉強したことを覚える、用語集を覚えるなど「記憶する勉強」に最適。寝るときに記憶が定着するため。
⭐️三段回で記憶する。
①入力(記銘)理解ができるレベルのもので勉強
②貯蔵(保持)30日以内に復習
③出力(想起)問題集を解く、人に話す、教える
「私は失敗したことがない。ただ、10,000通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」(トーマス・エジソン)
Posted by ブクログ
資格試験の勉強法を始めるあたって読んだが良かった。
2018年に出版した『精神科医が教えるすごい勉強法』をリニューアルした本。
以下は自分が大切だと思った箇所をメモしたもの。
・「知的謙虚」な姿勢が勉強の原動力。
・「試さない」ことが一番の問題。
「やってみる」という経験そのものが大事。
・スモールステップ
・理解不能なものは簡単な入門書から始める。
・友達と一緒にやる方がやる気が出る。
・習慣化。習慣化する、という意識を持つ。
・スランプは休養不足。
・夜は記憶の勉強。朝は昨夜の復習と考える勉強。
大人の勉強の最大の敵は復習しないこと!
・睡眠と昼寝は大切。
・週末は勉強の借金返済に充てる。
・資格試験の勉強ではひたすらノートを取る。講師の雑談もノートを取る。後で読んで使えるノートを。
・記憶の臨界点がある。それまでひたすら記憶する。
・入力(記銘)→貯蔵(保持)→出力(想起)、のそれぞれのレベルを向上させる。
入力…理解とアテンション(注意)、インタレスト(興味)、コンセントレーション(集中)
貯蔵…復習。早めに何度も。
出力…問題集を解くとより記憶に残りやすい。人にプレゼンする。ブログに書く。
・勉強がはかどる場所をみつける。
・ミスらん力…ミスノートを作る。『失敗学のすすめ』(畑村洋太郎)、『ケアレスミスをなくす50の方法』(和田秀樹)。ミス対策をしないのはバカな受験者。
・AIの時代、必要なのは対応力。変化に対応できるのは学習能力がある人。勉強のやり方を知ってる人の方が有利。
・テレビを信用する人は情報弱者。搾取されない為には勉強するしかない。
金持ちの子どもは勉強しないのはチャンスのポイント。少し勉強するだけで勝ち組になる。
・基礎学力はどの時代にも必然。
・頭の中は誰にも奪われない資産。
価値があるのは推論を立てる能力。
・知識の組み合わせも大切。
・狙い目は【新設の国家資格】。需要があるから新設のされる。そして初期は合格率が高い。