あらすじ
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いま宇宙開発は驚異的なスピードで進んでいます。史上最大ロケットの開発が進行し、複数の宇宙ステーションの建設計画が進められ、月や火星への有人探査が目前に迫っています。 人類の歴史を大きく転換するこれらプロジェクトが俯瞰できるように、当書の第1章では、近年進行されている宇宙開発計画、機体開発などを、豊富なデータとともに日付順で網羅しています。 また第2章では、現在すでに宇宙軌道上にある現役(運用中)の探査機や人工衛星を紹介しています。こうした宇宙機もまた、人類がはじめて目にするデータを日々、続々と地球に送り続けています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界の宇宙開発の状況を豊富な図版とともに紹介している。日本、米NASA、中国、ロシアの他にも様々国家や民間企業が宇宙開発競争に参入していることが実感できる。一般的にこういった計画は遅れたり中止になったりしやすいが、さて数十年先に、どこまで実現しているのだろうか。
Posted by ブクログ
宇宙開発で2022年以降に予定されている計画のまとめ集。さらっと読めて状況を俯瞰してみるにはよい。カレンダー、というタイトルなのにカレンダー形式の図とかはない。しかし、spicaが計画中のプロジェクトのように書かれており、こういうのがあると他にも同じようなのがあるの?と少し思ってしまう(spicaは2020年には開発中止が決定、この本が出版されたのは2022年なので調べれば分かったはず)。全体的にアメリカがNASAだけでなく民間も活発なのが印象的。インドもなかなか頑張っている。どこかの書評にあったが中国への言及が少ない気もする。ロシアは計画はいくつかあるが、今この状況で続けられるのか?日本のプレゼンスのなさが気になる。