あらすじ
朝の情報番組「THE TIME,」にて、奥村先生出演!
生活に潜む「スマホ脳過労」についてコメントしました。
リモート生活が3年目をむかえ、
ここにきて働き盛りの方々をふくめて体調不良をうったえる外来が増えているという。
その原因はズバリ、スマホ。
30~50代の患者さんが急増
・集中力の低下
・記憶力の低下
・子供の学力低下
・イライラしやすくなる
・肩こり
・睡眠障害
認知症に似た症状であるが、
「脳疲労(脳過労)」によるもの。
その原因は「脳内エネルギー」の枯渇によるもの。
一昨年『スマホ脳』がベストセラーとなり、スマホと脳との関係が話題になった。
しかし、その数年前から、
著者はスマホと脳との関係を医学的見地から注目していた。
最近ではもの忘れはもちろん、
「うつ」リスクが3倍になることを指摘している。
慢性化したコロナ禍状況もすぐには改善されないことから心理不安は長期することも予想され、
ますますスマホ依存が高まりそうです。
とくに、性別を問わず、働き盛りの年代の来院もふえている。
スマホはビジネスでは手放せないものとなり、
もはや「いかにスマホと上手に付き合うか」という時代に入ったといえる。
本書では、
普段の日常生活における、
無理のない上手な付き合い方を「もの忘れ外来」「認知症・鬱」の専門家が解説する。
またうつは認知症に移行する可能性が大きいことも紹介するとともに、
うつがいかに健康を害するリスクが高いこともお伝えする。
■目次
・あなたも「スマホ依存」?チェックリスト
・はじめに
●第1章 今、「スマホ依存」で原因不明の体調不良が増えている
・スマホ依存による体調不良は誰にでも起こり得る
・症状1 52歳男性 頭痛や関節痛、さらに舌の痛みも発生
・症状2 48歳女性 「だらだらスマホ」が原因でパニック障害に
・症状3 28歳男性 スマホ依存が
・症状4 29歳女性 SNSにどっぷり浸り、典型的なうつ病を発症
・症状5 67歳男性 スマホの脳トレが原因で「もの忘れ」が増加
ほか
●第2章 スマホと脳過労の危険な関係
●第3章 私たち意外と知らない脳の仕組
●第4章 日本人は脳が疲れている
●第5章 認知症と「スマホ認知症」
●第6章 「ぼんやりタイム」で脳の疲れが改善する
●第7章 脱・脳過労! 今日からできる生活改善テクニック10
・おわりに
■著者 奥村歩
脳神経外科医、おくむらメモリークリニック理事長
岐阜大学医学部卒業、同大学大学院医学博士課程修了。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スマホ依存症自覚ありで、たまにスマホ腱鞘炎になるので聞いてみたら謎の身体と心の不調(軽い鬱?)もスマホが原因なのかもしれないと怖かった
やれる事から少しずつやろう。とりあえず手始めにXのアカウントを2つくらいログアウトしてきた
Posted by ブクログ
物忘れの予防や進行につながる行動は、記憶の過程(①入力→②整理整頓→③取り出す)のどの部分に影響するのか、①〜③をスムーズに行うにはどういう行動が望ましいのかなどがわかりやすく書かれていて早速試してみたくなりました。
働き盛りに脳トレが不必要なことや、「ぼんやりタイム」の重要性など、参考になりました。
Posted by ブクログ
スマホによって認知症なような症状や心身の異常が引き起こされることがあるというのはおどろき。
スマホは便利だけれど、だらだらスマホはなるべくやめて、ぼんやり時間を持ちたい。
Posted by ブクログ
今後、スマホと長く付き合っていく上で、正しいスマホとの付き合い方を知りたいと思い、読んでみた。また、最近、集中力が続かなかったり、スマホに依存したりなど脳が疲れているのかなと思うことが多く、スマホのせいかも?と思ったのも一つの理由。
主にスマホ脳になる原因、脳の詳しいことから、スマホがどういう影響を与えるのか、最後には改善方法まで理解することができた。ただ、私自身スマホに依存してしまっていて実践できるかが分からない。
Posted by ブクログ
スマホの依存性は日本人の元々持つ気質と結びつきやすいという記述に納得がいった。人の目を気にして生きる人が多い日本でスマホは危険物になりうり、実際にSNSによるものだと推測される自殺も目にするようになった。
一週間ほど前にアメリカへの留学からかえってきたが日本に帰ってきて電車やバスでのスマホ使用率が高く見えた(いっていた都市にもよると思うが)また、ビーチでダラダラする、公園で絵を描いたり読書する人々を多くみたが、日本の気候や忙しさ、寛容のなさのなかでそれなりの時間をそこに割くという考えに至らないと思った。来年から社会人になるがそれまでにデジタル機器との付き合い方を考えるとともに、どう社会全体でこの事態が深刻になる道を防げるというのか…と気になった。
Posted by ブクログ
スマホは便利だけどそのせいで脳が常に活性化されて脳過労の状態にある。
ぼんやりする時間でデフォルトモードネットワークを活性化させる必要がある。
Posted by ブクログ
正確に書くと星3.3。
ページ数も少なく、その分情報も他のものに比べると少なかったように思えた。本を読み慣れていない人や手軽に読みたい人にはぴったりだと思う。脳神経外科の先生だったらしく、医者としての意見が多かったように思えた。
Posted by ブクログ
集中力・記憶力・学力低下、イライラしやすくなる、肩こり・睡眠障害、うつの原因から、関節や舌の痛み、パニック発作やめまい・動悸・息切れ・頭痛。スマホで脳が過労になっている。スマホと適度な距離を保ち、脳のデフォルトモードネットワークを起動させるリズム運動や座禅、昼寝やスポーツをする。
正論だろうとは思いますが、記述が感覚的で、それらしい感はあるものの裏付けが希薄な感じがしました。