あらすじ
■成功法則が「科学的」と呼ばれるためには、
他の人にも再現可能でなければなりません。
「法則」と呼ばれるためには、誰にでも理解できるほどに具体的である必要があります。
その点、「達成の科学」は1000人以上のゴールを達成した人の実績と、
彼らをコーチングした著者の経験、心理学に基づいて体系化した、
ゴールへの最先端テクノロジーとも言うべき成功法則です。
ゴール達成に関する必要なことは、すべてこの1冊に入っています。
■こんな人に読んでほしい!
・全年代のゴール達成を目指す人々、
性別問わず素晴らしい人生を歩もうとしているすべての人。
・自分の可能性を存分に発揮しない人生に甘んじず、
成りうる最高の自分を目指す人。
■読者メリット
・健康面改善、人間関係の改善、キャリア・ビジネスにおける成功、
経済的自由、精神的余裕が得られるようになる。
・一度学ぶことでこれからも一生活用することができるゴール設定から
達成のスキルが身につく。
・セルフコーチングができるようになる。
■目次
Prologue 「達成の科学」とは何か?
Chapter 1 「できない」のは痛みと快楽を理解していないから
Chapter 2 最高のモチベーションの生み出し方
Chapter 3 無意識の障害「リミティング・ビリーフ」を壊す
Chapter 4 生き方に急激な変化を起こす行動
Chapter 5 夢を現実化させるプランニングの技術
Chapter 6 自動的に行動を生み出す7つの規律
Chapter 7 どんな障害にも打ち勝つ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ゴールや目標に向かう上で効果的な考え方や習慣化の重要性が説かれている。
自分自身の考え方や起こった事象やゴール、目標ににどんな意味づけをするかで、取れるアクションがバツグンに変わる。
幸福を決めるのは自分の今いる環境ではなく、何にフォーカスするのかであり、自分にどんな問いをするのかがである。
未来志向が人生を切り拓くものである。
Posted by ブクログ
▼感想
・メモのボリュームが膨れ上がってしまいました笑、ゴールを達成するために必要な要素が記載されており納得感がありました。
▼メモ(抜粋)
・長期にわたって得られる快楽にフォーカスできないと、いつも一時的な快楽の誘惑にまけてしまう。(これを克服するプロセスを「快楽を遅らせる」、もしくは「規律を守る自制心」と呼ぶ)。だから大きなモチベーションを感じるゴールが必要というわけです。それがないと脳は刹那的な最高の快楽 - テレビ、過食、アルコール、テレビゲーム、重要な仕事の先延ばし、ネットサーフィン、ショッピング、お金の無駄遣いなど、瞬時に快楽を得られる類のものを追い求めるのです。
・「すべての成功の基盤は自己規律である。すべての規律ある努力に対しては何倍もの報酬がある。そして、自己規律を守る痛みか後悔の痛みのどちらかが必ず存在する。ただし、自己規律を守ることの重みは数グラムであるのに対して、後悔の痛みは数トンである。」
・良い習慣をつくる秘訣は、痛みの代わりに、ゴールに向かう行動をすることにたくさんの快楽を結びつけることです。
・「モチベーションがあなたを動かしはじめるが、習慣があなたを前進させつづける」
・人生で大きな成功と幸福を手にするために最も重要な習慣は、日々モチベーションを起こさせることです。私の人生を変えたのは、毎日最低20分間インカンテーションとビジュアライゼーションを習慣としたことでした。
・もし臨んだゴールを達成したいのであれば、まずは自分の感情をコントロールしなければなりません。多くの人が「とにかくやりなさい」というナイキのアドバイスに従わない理由は、行動を起こすことを阻止する感情を抱いているからです。「成功は、たまにやることではなく、一貫して行う行動によってもたらされる」
・私が毎日のように自問する1つの習慣的質問は、「ゴール達成に必要なことをやるプロセスを、さらに楽しむにはどうすればいいだろうか?」です。
・現時点でどんなに困難な状況・問題にあっても関係ありません。人生でどこに向かっているのか、その方向性が重要なのです。人生最大のあらゆる問題の解決方法は、ワクワクさせる人生のビジョンを生み出すことです。そうした瞬間にネガティブな感情からワクワクする感情に代わり、将来についてワクワクした状態で勝利への意欲を見出すことが出来るのです。
Posted by ブクログ
適切な目標に対して、原理・原則通り取り組めば必ず成果が出る。
そんな自信が漲る一冊。
ボルダック氏の壮絶なバックグラウンドも物語る。
適切な目標、原理・原則について格言とともに順序立てた説明が痛快である。
日々の選択、経験に対する意味付けが我々の人生を決める。特に快楽と痛みがキーワード。
No.1
計画を立てないのは、失敗する計画を立てているのと同じだ。(西洋の格言)
No.2
思考は原因であり、生み出された状況は思考からもたらされた結果である。
「人生とは自分の一貫した思考の表れである」
思考とは、自分自身に対する質問。
Posted by ブクログ
先日ハーフマラソン、2時間切りを達成したが、まさにこの本に書かれていたことを、無意識にやっていたのだと思った。そのメカニズムを反芻して、理解して、他のゴールにも適用してみようと思う。
Posted by ブクログ
思考は原因であり、生み出された状況は思考からもたらされた結果である
行動できないのは快楽より痛みが超えているから
ゴールは大きく考えること
つまらないゴールはモチベーションにならない
ゴールが的確か?
Specifc 具体的な
Measurable 測定可能な
Attainable 達成可能な
Relevant 価値観に沿った
Time Sensitive 期限のある
Posted by ブクログ
Audibleでも利用可能。音声で聞くとすごくモチベーションアップにつながる本。科学と銘打ってはいるけれど、基本的には経験則や事例をベースに、モチベーションアップの研究結果をいろいろ援用している。ただし、実現に向けたマインドセットの作り方や、モチベーション維持のためのtipsは非常にヒントになる。ポジティブなメッセージもそれ自体が有用。科学かどうかはともかく馬鹿にできないと思う。