あらすじ
その言葉で励まされ、その言葉と生きてきた。――五木寛之さん、黒柳徹子さんから近所の大工さんまで。日本全国、有名無名、いろんな人と会って語って、知恵をもらった。50年の仕事で心に残った、優しく厳しい言葉の文化!
初めに言葉ありき――
その言葉にめぐりあい
その言葉を友とし
その言葉で励まされ
その言葉のままに
その言葉と生きてきた
その言葉は……。
誰にもあるそんな言葉を思い起こして1冊にまとめてみた。通りすがりに聞こえた言葉。インタビューで答えた言葉。対談で忘れられない言葉。人に逢い、人と語り、マスメディアの中で、教えられ、育てられた数々の言葉。そうしたおしゃべりも活字文化や映像文化と同じ文化として考え直すべきだ。だから名づけて「おしゃべり文化」。
●「出家」とその妻
●坊主の息子vs.牧師の息子
●集団離婚宣言
●男も化粧を
●戒名のいる人、いらない人
●「老いて美しく」の勘違い
●待ち合わせは本屋で
●「ひとりではできません」
●恥をかくのがいい気持ち
●「心の主治医」に聞く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白い!!男のおばさんと呼ばれて、いやだったけど、平気になったいきさつとか。。。昼休みに読んでいて、声だして、笑ってしまった。永さん、いいわ〜。
Posted by ブクログ
野菜でも魚でも何でも、食べ物に対してあなたと言う言い方をしている関係が、商品になった食べ物とのあいだにはなくなってしまったように思う
最近は信仰が生活の中に見えません。しかし、信仰は維持で古い子に向かう会うための用意なんです。信仰が人を救うとは思いません
若者と年寄りの間には、断層があるのは事実。だから、頑固さを期待しているのに、妙に物分かりよくされた時ってのは、寂しい。断層には埋める以外にも、端をかける楽しみがあるんです
今、この国で起きている事件はほとんどが想像力の欠如、つまり本を読んで考えると言う習慣を失った結果だと思います
民主主義の中で封建的な徒弟制度を持ちこたえてきたのが、芸人や職人の世界だったんです