あらすじ
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都市伝説とは、実際にはなかった出来事がさも「本当に起きたかのように語られる話」だ。
「友達の友達から聞いた」というお決まりの前置きが付く
この手の“実話“は昔は口伝えで、現在はネットを通じて拡散し、
その過程で様々に形を変える。
本書は、
これを広く定義し、旧くから伝わる迷信・呪い・怪談、暗殺説・別人説、
アニメや映画にまつわる不気味な噂を含む126本の都市伝説を取り上げた一冊だ。
大半は噂の域を出ない。
根拠も説得力も弱い。
が、一方でその噂が確実にウソである保証もないことは知っておいてほしい。
・バーコードは「反キリスト」の証
・「ポケモンGO」はCIAによる人類監視システム
・絶対に歌ってはいけない童謡「サッちゃん」の4番
●新型コロナは人口の生物兵器説は本当にウソなのか?
巷に流れる黒い噂126本
■目次
●第1章 身近な迷信
・IQが高い人は、勉強のできる頭の良い人
・血圧を下げるには「減塩」が一番
・「平均寿命」は死亡年令を死亡者数で割ったもの
ほか
●第2章 本当は怖い童謡・民謡
・江戸子守唄
・かごめかごめ
・ドナドナ
ほか
●第3章 怪談伝承
・電気をつけなくてよかったな
・消えたヒッチハイカー
・ボーイフレンドの死
ほか
●第4章 呪いとジンクス
・六本木ヒルズの呪い
・ジブリの呪い
・11月9日はドイツにとって「運命の日」
ほか
●第5章 名作アニメ・映画の不気味な噂
・アニメ「ちびまる子ちゃん」さくら家の知られざる悲惨な現実
・「ワンピース」はフリーメイソンとつながりがある
・「トイ・ストーリー3」の裏テーマはホロコースト
ほか
●第6章 戦慄の陰謀論
・2050年までに財閥支配の「世界統一政府」が誕生する
・花粉症がなくならないのは製薬会社の利権を守るため
・ロシア高層アパート連続爆破はロシア連邦保安庁の自作自演
ほか
●第7章 怖いエトセトラ
・アメリカで目撃される「黒い目の子供たち」の正体
・東京ディズニーランドで臓器売買目的の子供誘拐話が流れた理由
・タバコのラッキーストライクは広島への原爆投下を記念して生まれた
ほか
■著者 鉄人社編集部
感情タグBEST3
都市伝説総覧
まあ、定番の都市伝説が網羅されている感じ。都市伝説に興味がある人の入口にはよいかも。ただし、テキストでなく、雑誌のように画像なので、ちょっとだけ見るのが面倒。
Posted by ブクログ
鉄人社編集部『知らなきゃよかった! 本当に怖い都市伝説』鉄人文庫。
意外にも面白い。カテゴリー別のコラム形式で1件について僅か1、2ページくらいで、126件もの都市伝説が紹介される。嘘か誠か、古くから伝わる都市伝説の数々。近年では一気にネットで拡散し、あっという間にその火が消えて、またしばらくすると違うバージョンで拡散する都市伝説。
不可思議な噂、恐怖や怪奇には人を惹き付けるものがある。
昔からの言い伝え、謎を秘めた事件に映画などのエッセンスが加わり尾ひれが付いた噂、映画やアニメ、童歌にまつわる逸話や噂、迷信、呪いとジンクス、陰謀と様々な都市伝説が紹介されている。
本書の中に、北海道で真冬に列車に轢かれ、胴体や首を切断されて亡くなったとされる少女の話が2度も登場する。余りの寒さで出血部が凍り、即死状態の少女が言葉を発したというのである。
勿論、実際にそんな事件はなかったのだが、似たような話を聞いたことがある。北海道で列車に轢かれ、胴体を真っ二つに轢断された女性が上半身だけで匍匐前進しながら追いかけて来たという怖い話だ。所謂、テケテケと呼ばれる怪談話で、場合によっては、週刊紙にその事件が写真入りで掲載されたなどと尾ひれが付いたりする。
定価770円
★★★★