【感想・ネタバレ】やっぺす!――石巻のお母さん、まちづくりに奮闘するのレビュー

あらすじ

「私なんか」「誰かがやってくれるだろう」と思っていた人々が、
なぜ「住んでよかった」と思えるまちづくりへ踏み出せたのか。

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻。
多くの人に「被災地」として記憶されたそのまちで、「やっぺす(一緒にやろう)」を合言葉に10年間復興支援に取り組んできたのは、地元に住む「普通のお母さん」たちでした。


受け身の姿勢で支援を待つのではない。
特別な誰か1人の100歩に頼るのでもない。
100人の一歩ずつが、自分たちの暮らしをつくる。




【目次】
はじめに
第1章 「ここに住んで良かった」と思えるように––あの頃の石巻
第2章 地元の団体だからこそ、できることがある––はじまりは「あったらいいね」
第3章 「何かしなければ生きていてはいけないのではないか」––何度も直面した葛藤と壁
第4章 「地元って何もない」を面白く––「わたし」がまちの主役に!?
第5章 「知らなくてすみません」から「知っていたら楽しいよ」へ––ハードルのない学び合いの場を創る
第6章 問いのバトンをつなぐ––いまの自分にできることを
おわりに

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Posted by ブクログ

この本はただ単に震災から復興への道のりを書いたものではない。
自分と自分を取り巻く人々がどうすれば、自分達の暮らす地域で幸せになれるのかを考える本である。
それはどの地域でも、いつからでも実践できる。
私みたいな者は何も出来ないとあきらめるのではなく、出来ることから少しずつやれば良い。出来ない事はまわりの人と協力して出来るようにすれば良い。
これからの生き方に少しばかりの勇気をいただけた気がしました。

0
2024年04月21日

Posted by ブクログ

著者自身が、震災復興をきっかけにして始めたお母さん同士の繋がりの場、活躍の場作り奮闘記。自身の子育ての話しも、なるほどな、と思いました。

0
2022年12月10日

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