あらすじ 古代戦国期、秦帝国出現前夜の激動の時代を生き、儒家ながら、伝統的な儒家の枠組みに収まりきらない異色の思想を展開した荀子。「性悪説」で名高い人間観や「天人の分」で知られる自然観、「礼の王国」論に見られる国家観等々、現実的かつ合理性に貫かれたその思想像を多角的に探り、中国古代思想史上の位置を明らかにする。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #胸キュン #深い すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ 荀子の時代は秦帝国が成立する直前です。中国各地を支配する国々も限られ、もはや中国統一まであと少し。ですが孟子の説く「善政」など夢のまた夢・・・「孟子の願う善政によって社会はよくなるのだろうか、いやいや、そんな理想論では広大な国土を統治するのは不可能だ、もっと現実を見なければいけない」という見解が出て...続きを読むきます。 だからこそ荀子はより現実的、合理的に世界を見る「性悪説」を説いたのでありました。この辺の流れは本書で詳しく説かれますのでぜひ読んで確かめて頂けたらと思います。ものすごく面白いです。 0 2024年08月23日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 荀子の作品詳細に戻る 「ノンフィクション」ランキング 「ノンフィクション」ランキングの一覧へ