あらすじ
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞
俺は電車のなかで居眠りをしていた。
ラブコメマンガのヒロインななかさんとキャッキャウフフする2次元ドリームを見ていた。「ウホッ」という声で目をさますと、近くにいたオッサンが「やらないか」とか言ってきた。俺は夢で美少女にツンツンしていたはずが、そっち系の見知らぬオッサンにモーションをかけてしまっていたようだ。
アーッ!
俺はチカンじゃない! そういう趣味もない! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…といくら謝っても「嘘だッ!!!」と認めてくれない。
「やめなさい!」
――そこに現れたのはひとりの美少女。どこかで会ったことがあるような。っていうか、さっき夢で!
「電車内での性行為はつつしんでくださいよ!」
ちょ、おま! ちげーよ!
「……ははァん。こりゃあ俺たちの仲を引き裂こうってハラだな?」
そう言ってオッサンはななかさんに激似の少女にフリッカージャブを繰り出すも、彼女はデンプシーロールを駆使してボッコボコに!
まじパネェ。
……それが、俺が絶賛片思い中の二次元の女の子“ななかさん”によく似た謎の美少女との出会いだった。
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
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Posted by ブクログ
はい,そんなわけで読みましたよ.
「ななかさんは現実」.主人公,秋葉拓也が好きな漫画のヒロインのななかさん
彼女にはモデルとなった人が居た.
で,そのモデルとなった白雪七菜香となんだかんだするラブコメですね.
腐女子の幼馴染と痴女の幼馴染に囲まれた
自称「俺はオタクじゃない」の秋葉拓也がなんだかんだする話.
ほぼ全編にわたって会話によるボケとツッコミの応酬.
そして痛過ぎる周囲の人間.
コレは読むときのテンションによるかもね.
全俺が泣いた…
第4回小学館ライトノベル大賞 ガガガ賞 受賞作!!!
そんな感じで.
「ななかさんは現実」でしたー.