【感想・ネタバレ】0歳児から6歳児の自己肯定感を育む保育のレビュー

あらすじ

乳幼児の自己肯定感の育ちについて考えます。

いま自己肯定感が重要視されています。

本書で紹介していますが、日本の子どもたちは、アメリカ、中国、韓国と比べ自己肯定感が低いという意識調査報告があります。それは、乳幼児期にどれだけ大人たちと信頼関係を築いてこられたかに起因するのではないでしょうか?
自己肯定感は、本来、人に備わっているものではなく、人とのかかわりの中で育つもの、育てられるものです。自己肯定感を育むのは、人としての土台が築かれること。0歳児から6歳児の保育こそが、そのカギを握っています。
厚生労働省編『保育所保育指針解説』でも自己肯定感の大切さが述べられています。ですが具体的な保育については書かれていません。

本書では、乳幼児の自己肯定感の育ちについて年齢別に基礎知識を押さえつつ、その育ちを支える保育者のかかわり方を考えます。保育現場の実例を交えながら解説しています。イラストを多用しているので子どもの姿がイメージしやすいです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主に保育士に向けた本だと思った。
しかし、素人目線で読んでも、
育児に関して非常に勉強になる本だと思った。
ただ、現場に落とし込み、実践するには、
難しいだろうと思うことが多々あった。

【概要】
・0歳〜6歳までが自己肯定感を育まれる時期
 特に0〜2歳は、自己肯定感の土台ができる時期
・抱っこは最も効果的な養護のひとつ
・笑い、乳児と見つめ合い、行為に言葉を添えること。
・遊びは自己実現のバネになる大切なことで、思考力が活発になる。大人は干渉しすぎないこと。
・自然や命あるものに触れ合い、体験することが大切
・褒める、叱るときは、行動を着目して言うこと
・褒めるときのタブーは、人と比較すること

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

子どもたちには自己肯定感の高い人に育ってほしいなと思っている。褒め方のレパートリーが少ないなと思っていたことも叱り方が分からなくて困っていたことから読んでみた。事例が多くて想像しやすいところが多かった。

おうちにいる子は自由に自分の気分で遊んでいるのに、保育園では行動の時間や順番がきめられていて、おもちゃも出されたものでしか遊べないのってどうなんだろうと疑問に思った。

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2022年09月16日

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