【感想・ネタバレ】タコとだいこんのレビュー

あらすじ

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【第42回講談社絵本新人賞 受賞作品!】

ある日、タコはおもいました。
「だいこん たべたい」
そこで、タコはだいこんをとりにいくことにしました。
だれにもみつからないように、くらくなってから、そおっとそおっと。

だいこんをもとめて、はるばる海からやってきたタコは、だいこんを手に入れることができるのでしょうか。
選考委員も大絶賛した、あじわい深い1冊です。

*第42回(2021)講談社絵本新人賞受賞作
*読み聞かせ 2さいくらいから
*ひとり読み 3さいくらいから

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「タコは大根を食べたくなりました」という「なんで?」「突然?」「え!そんなことしちゃうの!?いいのそれ?」というツッコミが止まらない展開が最初から最後まで目白押し(?)
いやー頭のかたい大人はタイトル見ただけで「これあれじゃない?最後煮物になるんじゃないの?」とか「タコと大根さんは仲良くなりました的なおちか?」などと勘ぐりたくなるんです。しかしタコは擬人化されたれっきとした主人公でありながら、大根はあくまで野菜としての大根、食べる対象としての大根。そこがどっちも食べ物としてしか見られない大人の悲しさ(?)そしてこの本を読んだ衝撃なのかもしれない。

…などと思いがけなく食の深淵まで思考があやうく深まりかけました(?)が、何のことはないナンセンス絵本です。意味を考えちゃダメなやつです。
ただ「え?」「そうくるか!」と楽しめばいいんです。子供のほうが純粋に楽しむでしょうね。
しかし絵本作家さんってこの頭の柔らかさ、すごいなぁとつくづく感服いたします。

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2023年01月29日

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