あらすじ
「戦は終わらないのね――」自国で虐げられ、敵国である湖紅国に嫁いだ行き遅れ皇女・劉翠玉。皇帝の弟であり禁軍将軍でもある男・紅冬隼。政略結婚から始まった二人は、後宮での毒物事件や隣国・緋堯国との戦を経て、夫婦としての絆を確かなものにしていた。そして、露わになった新たな敵――隣国の裏に潜んでいた、大陸の統一を目論む大国の存在を前に、翠玉は冬隼と共に次の戦に向けて準備を進めることに。友好国との会談や作戦の立案、自らの母の昔馴染みとの邂逅など、忙しい日々を送る翠玉。ある日、そんな彼女の前に狐のお面の不思議な男が現れて――? 武闘派夫婦の波乱万丈な物語、第三弾!
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匿名
引き込まれます
巻を重ねるごとに物語の厚みが増してどんどん引き込まれます。ここ最近では1番のお気に入りです。狐面の人の正体を知った時には、思わず泣きました!物語はさらに佳境に向かっていくし、新たな登場人物もクセがありありで続きがとても気になります。