【感想・ネタバレ】日本怪談集幽霊篇(上)のレビュー

あらすじ

幽霊は実在するか? 現代の科学は、もちろん幽霊の存在を認めていない。だが、古来、多くの日本人が同じような体験をしてきたのには理由があるはずだ。日本人の集団感覚を浮き彫りにする「幽霊体験資料集」。上巻にはマボロシ、人魂、生霊など「魂と肉体の遊離」についての例話、幽霊屋敷、浮かばれない霊などを集める。 197ページ

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Posted by ブクログ


淡々と、拾い集めてきたエピソード群が並べられるだけだったから、どうにも新耳袋に通じる怖さがあった。
間が抜けてるんだけど、怖いんだよね。

でもおもしろかった

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

幽霊の実在が真であっても偽であっても、永きにわたって幽霊話が語り継がれているものを蒐集分類することで学問的意義が必ずあるという前提で編まれた幽霊話集。

見たところ多くが仏教総合誌「大法輪」、柳田国男「遠野物語」から採られていて、時折有名人(海音寺潮五郎、結城昌治、水の江瀧子など)からの聞き書きが入っています。
人魂、虫の知らせ、生霊などいくつかの分類された幽霊話は、怖さよりも語られる過去の慣習、風俗などを知れることのほうに大きな興味を惹かれます。
歌舞伎役者からの聞き書きが不思議と美しいのは何故かなあ。下巻へ。

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2016年11月10日

Posted by ブクログ

妖怪編と同じく、種類ごとに項目立てて、最初に軽い解説、そのあと事例を紹介していく形式。
あくまで体験談にこだわっております。
つまり、現代の話題の方が圧倒的に多い。
うーん、妖怪へ絶滅寸前だが、幽霊はそうでもないですな(笑)

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2010年07月18日

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