【感想・ネタバレ】クレヨン王国 茶色の学校 PART2のレビュー

あらすじ

6年生の玉絵は、アトピー性皮膚炎の治療のため、地元の名家、松吉家のせわになっています。 あるとき、玉絵は閉鎖の運命をたどる分校(茶色の学校)をめぐって、おかしな動きがあることに気づきます。クレヨン王国の土の神オチバクライに茶色の学校を守ると約束した玉絵は事件の調査をはじめたのですが、正体不明の魔の手がのびて……。

●「おたま」こと、わたし、柴野玉絵がバッチ浜にきて、2週間。ママは一度もたずねてこないし、おじの桂ちゃんはカメラをとりに東京へ帰ったきり、どこへいっっちゃったのかわからないし……。 でも、さみしくなんかないよ。100歳おばとは、ほとんど親子ってくらいなかよくなったし、なんといっても、「分校の土管がだれの手でこわされたのか」っていうミステリーの解決にももえてるもんね。 それに、クレヨンたちと大のなかよしになって茶色の学校であそんだり、運動会にいったり、めちゃたのしい。でも、これは、ないしょだよ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

茶色の学校の廃校を巡り、パイプ破損を切り札になんとかできないか悩むおたま(主人公)。
古物商を呼んで学校の備品を売ろうとする校長。
おたまが何者かに誘拐され、孤島の小屋で縛られる。などミステリー展開。

終盤はミステリー小説の謎解きシーンのように、皆に振る舞われたきのこ鍋(クレヨン王国のきのこが入っており、正直に話したくなるきのこや、軽く酔っ払うきのこなどが入っていた)により、何人かから本音が漏れ、遂にパイプの破壊やおたまの誘拐まで指示を出していた犯人が名乗りでて告白し始める。

おたまに変身できるホルトダヌキと協力して廃校されないよう奮闘する、そんな二人のやりとりにほっこりする。

上巻は展開が遅く、上下巻に分けるほどではなかったのではないかと思ったが、下巻ではミステリー小説展開。

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2024年03月08日

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