【感想・ネタバレ】太平洋海戦史のレビュー

あらすじ

東条内閣の打倒,終戦工作で大きな役割を果たした高木惣吉少将.戦争終結から四年,本書は,海軍きっての知性派として知られた著者が,当時あたうかぎりの資料と情報を駆使し,太平洋での戦闘の詳細を記録した戦史である.真珠湾攻撃からレイテ沖海戦まで.作戦,戦術での過誤をも厳しく見つめ,冷静な筆致と客観的な分析で描写する.

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Posted by ブクログ

元エリート海軍少将のまとめた海戦を中心とした太平洋戦争史。巻末には簡潔に史料もまとまっている。記述は全体的に簡にして要を得たものであり、論評も極簡潔。何かに引用するにしても学者の論文レベルでなければ、信頼性は充分だろう。旧字体なので慣れない人は読みにくいかもしれない。私も多少は漢和辞典を使う必要があった。難を言えばもう少し詳細な地図が欲しかった。

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2014年10月18日

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