【感想・ネタバレ】共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのかのレビュー

あらすじ

いまや共感の時代。だが、そもそも共感とは何か。哲学史・心理学史に精通する著者が、自然科学の知見も参照しつつ、共感をめぐる思想の系譜を概説。成熟した共感のありようをも探究する。

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Posted by ブクログ

自己愛と自尊心についての違いが私にはない考えでとても面白かった。
共感する力がどのように身につくのか。どのように向上していくのかが分かった。
傾聴につながるところがあるなと思った。
共感について自分の考えを深めることのできる読書時間だった。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

共感は素晴らしいということだけではない負の側面についても語らていて良い。特に4章の「共感とは何か」にある『共感の拡大と限界』の図がとても良い。

おわりにある『共感に頼らないのではなく、共感のデメリットを減らし、よりよい形で共感を活かせることだ』というのはまさにそうだと思う。利他的行為との関係性も深いことがよくわかる。

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2023年02月07日

Posted by ブクログ

共感力は哺乳類が生存のために欠かせない本能
とはいえ、それは成長の中、環境の中で育まれるもの

この本の構成として生物学的な説明の後に、哲学的な解釈の変化を記されても、ただ色褪せた印象にしか見えなかった

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2025年01月07日

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