あらすじ
悪名高い公爵の孫ロイ・アヴェイラム、8歳。その不遜さで周囲から恐れられている彼はある日、クラスメイトの少年ヴァン・スペルビアと出会いがしらに衝突したことで「前世の記憶」を取り戻した。それと同時に思い出した、「一つのことを極めたい」という今際の際の願い。第二の生をそのチャンスと考えたロイは、魔法を極めること、そして悪役から脱却することを目指すことに。しかし思慮深さ、整った容姿――そのすべてが悪役っぷりに拍車をかけることになってしまうのだった。
そんな事態にもめげることなくロイは、魔法の研究を続けるのだが、ある日、とある事前に巻き込まれることになる。ヴァンの助力もあり窮地を脱したロイだが、彼はまだ知らなかった。これを機に自身を取り巻く運命が大きく変わることに……?
ついに書籍化を果たした大人気WEB小説作品。
ここに開幕!
感情タグBEST3
チートじゃない
主人公は前世の記憶があってもチートじゃないです。
チートな悪役キャラになりそうな素質はあるけどまだ子供で、家庭環境に問題があったり、地道に人間関係広げていったり、派手さはないけどファンタジーとして面白いです。
家族仲もよくなく、不穏な内容が続き、魔法学も特に進展しないという。
一応魔力を循環させる訓練はしているものの、魔法を使えるわけではない(杖がないと使えない)
主人公の性格も計算高い部分と残忍(?)な部分があって主人公という感じがしない。ハリー・ポッターのマルフォイみたいな。しかも可愛げがない感じ
起承転結の起にもなってない一巻で、次巻を買うか迷う