【感想・ネタバレ】金庫番の娘のレビュー

あらすじ

わたしがあなたを総理にしてあげる!

国のため、社会のため、企業のため、個人が人知れず犠牲を強いられるなんて絶対に許せない!
永田町のドン、総裁選、司法取引――
私物化された権力の横暴を前に、新米女性政治家秘書が風穴を開ける!

一気読み必至!
元新聞記者がこの「どうしようもない」現実に全力で投げ込む、骨太政治エンターテインメント!

ベテラン衆議院議員・久富隆一の秘書を父に持つ藤木花織は、十年近く働いた一流商社を辞め、久富事務所に転職。慣れない業務に慌ただしい毎日を送る中、突然久富から呼び出され、父と一緒に財務秘書――<金庫番>になるよう打診される。
実は政治が好きでもなければ、興味もなかった花織。なぜ彼女がこの世界に飛び込んだのか。そこには誰にも明かせぬ「秘密」があった――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「金庫番の娘」とはタイトルにあるものの、金庫番らしいことは何一つせず、探偵まがいのようなことをして味方の窮地を救う、政治型なろう小説。
財務秘書の真似事は裏金を運んだくらいで、他はどうでもいい検察庁内の権力争いにも結構なページが割かれてるけど、これはいらないよね。
秘書なりたてホヤホヤの小娘(30代ではあるが)に、地元の有名企業の会長が対応したりとかありえないし、番頭的な秘書ですら相手にするかねぇ。
評判が高かったので期待していたが、拍子抜けだった。

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2022年11月13日

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