感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「義父のヅラ」が特に好き。
学生の頃の伊良部もぶっ飛んでて面白い。
ぶっ飛んでるけど、中年になっても医学部の頃の人たちと学生のときと変わらずに関わっているのがとても素敵。
どの短編も快方に向かうところが好き。
人の関わりって良いなぁ、人間のそれぞれの個性が愛おしいと思える作品。
Posted by ブクログ
シリーズ物なので買った一冊
直木賞受賞作
神経科に来る患者の話
こな神経科に来る患者達はなんだかんだで神経科に通ってる。
変な医者なのに
たまに何か納得する事をいうからか?
話を聞いてもらいたいのか?
看護師がきになるからなのか?
変な医者なのに
そして患者はみないい方向へ向かう
変な医者に振り回されたからか
変な医者に癒されたからか
じわじわこのシリーズの面白さがわかってきた小説でした。
Posted by ブクログ
『イン・ザ・プール』に続き、伊良部先生大活躍!笑。空中ブランコのパフォーマー、ヤクザ、作家など…職業も症状や悩みも様々。迷える子羊たちは伊良部総合病院の地下室の神経科の門を叩く。
「いらっしゃーい」の甲高い声、来てすぐの「おーい、マユミちゃん」からの即注射、気のない診察と「僕もやってみたい…」は定番の流れ。患者は診察で思いついた事をただ口にする伊良部先生のアドバイス?に「…一理ある」と内心感じながらもすぐには実行に移せない。
悩んで視野が狭くなっているし、長年染み付いた認知や行動の仕方はすぐに変えられるものではない。病んでいる時はどこか周りのせいにしがちで、自分に原因があってそれを変えていこうとは中々出来ないがそういうのがリアルに描かれていると感じました。
面白いのは伊良部先生の5歳児全開の興味 笑。「僕もやってみたい…」は社交辞令でもなんでもなくて、黄緑色のポルシェを乗り回して患者の職場にズケズケ土足で上がりこむ。空中ブランコでも怖いものという認識がないのでやりたいと言う。無駄な緊張や強張りがないからそこそこやれたりする笑。
奥田英朗さんは『家日和』を読んで、人物描写の凄さと明るい笑えるストーリー、余韻を大切にした終わり方がいいなと思ってました。伊良部先生シリーズでもそれは変わらずで、脇役でも人間らしさはあるし細かい所までストーリーが作り込まれていて面白い。最終話でマユミさんの意外な一面が見られた事も良かったです。いやっほー!
Posted by ブクログ
ベタな感想だけど・・・
伊良部先生、いいキャラしてる!
シリーズだけど飽きない。むしろ前作より面白さもパワーアップしてたような気がする。どれも笑える上に、最後はほっこり。
野球好きとしては、ホットコーナー好きだった。
あと、小ネタ?奥山英太郎さんにウケた。
次は、町長選挙が楽しみです♪
Posted by ブクログ
伊良部シリーズ。
内容は面白いが、"患者が悩む→伊良部が常識にとらわれない事をする→患者ドン引き、悪態をつく→解決"ざっくりこのワンパターンでしかない。(作品の設定上仕方がないとは思うが…。)