【感想・ネタバレ】花嫁は高校教師のレビュー

あらすじ

高校教師の千春は、母親のたくらみで、教え子の光哉に嫁ぐことになってしまった。「男の俺がなんで嫁に?」とはねつけるが、入院中の大好きな祖母が望んだことだと知り、しばらくは光哉の家で大人しくしていることにした。ところが早速その晩、「初夜ですから」と光哉に迫られ、まんまと食べられてしまう。朝になり、ウットリ幸せそうに目を覚ました光哉を横目に、このままではヤバイと焦るが…!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

穏やかでワンコ気質な教え子の光哉と、高校教師の千春は親族の希望により結婚することになった。
男同士で結婚なんてと思いながら、大好きな祖母のためと負けず嫌いな性格から努力する千春。
と、そこにつけ込む光哉(初夜のくだりは本当にそう(笑))
あることがあって光哉が押せ押せで千春を口説いていた姿勢から「待つ」ことを覚えて頑張っていましたが、その間千春は光哉の父や兄と仲良く(親睦を深めて)しているのは、光哉の気持ちを思うと切なくなります。
これから家族になるのに親睦を深めるのは大切なこと、でも我慢している光哉を放っておいたら…爆発しちゃいますよね。
大人と子供、教師と生徒、という立場から起こるすれ違いが切なくて、それでも乗り越えなきゃいけないことがちゃんと書かれていました。


苦手意識があった藍生有先生でしたが、こういうポップ路線の作品は好き。明るく読み進められました。

個人的に光哉の兄の行哉が千春にぐらっときてちょっかいを出したり光哉が嫉妬したり兄弟で取りあったり、鷹揚な光哉の父(母子家庭だった千春は父親に憧れがある)も千春を可愛がってくれたら更に自分好みでした(笑)

0
2022年07月02日

「BL小説」ランキング