【感想・ネタバレ】本当の自分に出会える101の言葉のレビュー

あらすじ

元気がない自分、ハッピーな自分。「どれが本当の自分?」なんて悩むことはありません。全てが、本当のあなたです。本当の自分はたくさんいるのです。頑張っている自分、落ち込んだ自分、全ての「本当の自分」と仲良くしましょう!本書は、不器用でも、一生懸命生きるあなたに贈る101のメッセージ集。ムシャクシャするとき、人生にちょっとつまずいたとき……。どんなときも、読めばスカッと気持ちが晴れる一冊です。「もう一度、失敗しよう。そうすると、成功する」「成功を目指した瞬間から、あなたは成功者」「偉くなる前のほうが、何でもできる」「ガードを練習するヒマがあったら、パンチの練習をしよう」「自分にだけは“NO”と言わない」「正しいかどうかより、説得力が大事」「笑われたことが、あなたの得意技」「師匠は自分、弟子も自分」「失敗を覚えているのは、本人だけ」など、勇気と自信がわいてくる言葉が満載。きっと“大好きな自分”に出会える!

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Posted by ブクログ

 まず、斉藤一人をご存じだろうか。いや、私だって金持ちだって程度しか知らなかった。しかし、ある人にこの人の本を紹介されて、私が持つ斉藤一人の意味は変わってしまった。
「ツイてる! ツイてる!」
 なんという呪文だろう。ダマサレタと思ってこの言葉を口にしてみれば、なんだか自分がツイてきたような気持ちになれる。というのは、それを体現している人物が著者であり、もう一人のそれを体現している人物が私の目の前にいるから仕方がない。
 ただこの本を読んでも、つまらない自慢話だらけの様な本というイメージしか受けないかも知れない。だが、この本を読むなら、是非発想を変える事をお勧めする。この考えをあなたは持つ事ができるか、と言う発想である。その能力があなたにあるか。もちろん俺はないからこの本を読むわけだが、ちょっとした考え方の違いがこれからの生活に大きく関わってくる事を体現している私としてはこの本の抱えるエッセンスは驚かずにはいられないのだ。
 だが、この本の帯には『「かねもちになる」「大成功する」「人に好くかれる」……本書の言葉で、全部できます!』などと書かれているが、これは嘘である。重要なのは『本書の言葉』ではなく、その『本書の言葉』を発想する思考法である。要するにそのような考え方のサンプルがこの本には詰まっている。だから、直接的にあーだこーだ言われるのではなくて(私はそう言われても毛嫌いしてしまう、自分ではそう言っている癖にね)、感覚でつかめに近い意味を持っている。だから、この本をただ読むのではなく、獲物を狙う目で読み進めるとかなり面白い。斉藤一人の後ろで彼の行動を見ている様な、そんな雰囲気。
 最終的に、この本は『臨機応変に行動する事』と説いてはいる。そりゃそうだ、だがマニュアルを求めがちな現代にいたってこの教えは逆に新鮮なのではないだろうか。どうこうすればあなたは幸せになれる、こういわれたって不信感バリバリ。成功する事は楽じゃない、楽じゃないけど楽しい、いや、楽しいから成功する。いいじゃんそれで。それが叶うのが世の中らしいさ(笑)
 私の髪型は今はギャスビーのスーパーハードでオールバックにしているのだが、生徒が、サングラスかけたら怖いよ、などと言うが、でも僕の顔は面白いよね、と聞くと、うん、と答えてくれる。時々カマっぽい動作、何事にもやたらにオーバーアクションする。それらの意図される特徴は私の求めるものであり、好かれる理由にできないかと日々思っているのだが、どうだろう。人に注目される→好かれる→成功する、それを一歩ずつ意図的に上がっていけば良いではないか。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「競争の中から成功者は生まれない。成功者は、空き地から生まれる。」
成功とは、上昇ではありません。移動なのです。(p.14)
ブレーキをつくるのは難しい。
ブレーキのいらない広い世界を走ればいい。(p.106)
何かをしてもらおうとするからつらくなる。
何かをしてあげようとするからハッピーになれる。(p.184)
勝ち方は、勝ちながら覚える。(P.188)

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2020年07月15日

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