あらすじ
男の人生、最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストである著者が、「人生・大人・仕事・家庭」といった4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介する。「人は会った人間の数だけ賢くなる」「失うことは新しい何かを得ることだ」「金で買える幸せは買ったほうがいい」「『いい人』と呼ばれないようにしたい」「好奇心にも有効期限がある」「できるだけ一人で過ごす時間を持ちなさい」など、自分のこれまでの生き方を見つめ直し、人生の第2ラウンドに向けて、新しい何かにチャレンジするヒントが満ち溢れている。40代は「人生仕上げ」の助走期間。50代からの人生を輝かしい最高の舞台に仕上げるために、今すべきことを教えてくれる一冊である。
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Posted by ブクログ
40歳からの生き方を考える上で、心を打つ言葉や数多くの名言が掲載されていました。(以下)
・人間は自動目標達成装置
・40代は少し仕事を手抜きをしてもいいから、自分の時間を持つ
・いまここで楽しめない人生は、永久に楽しめない(人生で楽しむべき時は今だ!)
・飲んで、食べて、歌って、踊って、恋をする。それだけで人生は十分楽しい by ラテン系イタリア人
・人生の極意は何でも遊びにして楽しんでしまうこと
・日本のビジネスマンの欠陥:努力至上主義に陥って、運の要素の作用を認めない
・人間がお金を持って死ぬことは大変不名誉なことです Aカーネギー
・人はたどり着くことができるかも確かでないくせに、老年になるのを恐れる
・明日に延ばせることを今日するな 藤子不二雄A
・男は妻を養うためではなく、属する集団の中でがんばっているだけ。妻に家事育児を押し付けるための屁理屈
・人間一生誠にわずかなことなり、好いたことをして暮らすべきなり 山本常朝
・組織に従属して出世や金など「共通サイズ」の基準で成功を目指すのではなく、自由、やりがいなど「自分サイズの服」の基準で自分なりの成功を目指す
・なぜ自分はいきているのか、生かされているのか、常に問う
・興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合が多い
・子どもは最も親しい他人