あらすじ
私が世界を訪問して感じるのは、日本に対して反感を抱いている国はほとんどないということです。文化的な成熟に対する評価も高い。アニメだけでなく、映画や音楽などの芸術分野、加えて日本食も人気です。やはり二千年もの歴史がある国だということも魅力になっています。ですから、もっと自信を持っていいと思います。ただ、デフレによって成長率はかなり下がっていますので、それが自信のなさの裏返しになっています。自信というのは、公正な社会や活力ある経済といった裏づけがあってはじめて生まれるものです。そのためにも、既得権益を温存するのではなく、正しく新陳代謝が行われる社会、努力した人が報われる公平で合理的な社会、お互いへの理解や配慮の気持ちを持ち、誰もが安心して暮らせる社会を目指しましょう。いまこそ日本を変えるチャンスです。ぜひ本書を、日本の諸問題を読み解くための参考書としてご利用下さい。
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Posted by ブクログ
本書のようなものが売れることを、日本の悪いところだと捉えると、勝間さんへの批判的な視点になってしまいます。
本書のようなもがの売れることを、日本の良いところだと捉えると,勝間さんの視点が自己矛盾していることになってしまいます。
矛盾しているものの方が、生き残る力があるという意味で、本書は生き残れるのだと思います。
本書のような本の大量生産時代が勝間の視点である。
ところで、毎月のように本を出しているのは、赤川次郎。
100を超えるシリーズを出したのは栗本薫。
ミステリの情報は山村美紗。
山村美紗も栗本薫さんも亡くなられた今、女性のライタとして期待できるのは勝間さんだけではないだろうか。
勝間さんにはがんばって欲しい。
栗本薫も、山村美紗も、それなりにわがままだったり、祭り上げられたりしていなかっただろうか。
勝間和代もメディアに作り上げられた女王なのではないか。
栗本薫も勝間和代もコンピュータに嵌るところも同じだし、書き出したら止まらないところも同じかもしれない。
栗本薫さんにはプログラマについて書いて欲しかったけど、書いてもらえなかったので勝間さんに書いてもらいたい。
仕分けで情報処理試験のことをうんぬん言ったのだから,「プログラマの選択」というのを書くのはどうでしょう。