【感想・ネタバレ】都会を出て田舎で0円生活はじめましたのレビュー

あらすじ

「ノブナカなんなん?」「真相報道 バンキシャ! 」などで話題の“自給自足家族"、初めての著書! 青森県某所---この北の大地に、自給自足で暮らす家族がいます。 家は廃材で建て、野菜類は畑で栽培! ガス、水道、電気の契約もなし! お金はほとんど使わない! にわかには信じられないような生活のリアルを描いたエッセイです。 現代で自給自足ってどうやるの!? お金はどうしてんのさ? などなど、気になることはたくさんありますが、その生活の仕方は本書の中に書かれています。 たとえば、「田舎のルンバは、ニワトリ」「突然来る、知らんオッサン」「動くソーラーパネル」「自然は最高の先生。自給自足的な子育て」など、その日常をユーモアあふれる文章で紹介。 もちろん、文明の利器に一切たよらないわけではなく、パソコンやタブレットだって使い、朝は挽きたてのコーヒーを味わうといったハイブリッドな自給自足生活です。 読み進めていくうちに、そもそも何でこんな生活を選んだの? という夫婦の原点もわかってきます。 何より魅力的なのは、「節約節約! 」とか「しんどい! 」といった息苦しさがまったくなく、毎日を、一瞬一瞬を生き生きとされている家族の様子です。 まずは試し読みいただいて、「ピン! 」と来た方には、ぜひ一読いただきたい1冊。 日常がハッと変わるような気づきと勇気がもらえる本になっています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

電気は太陽光から、ガスは廃材を燃やした火で、飲料水は地域の天然水、その他は湧水で。食材は田畑でできたお米と野菜、豆腐や海藻などはスーパーで。生ごみや排便排尿はコンポストにして土に返す。洗剤も自然分解されるものを選択。自然の力を利用して自然に生かされている、そしてそれに感謝して暮らしている3人の素敵な暮らしにとても惹かれる。同時に自分も保存食を作ったり、使用する洗剤を選んだり等、できることから取り入れ、心も満たされる自然ライフを過ごしてみたいと思った。

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2023年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家や食料、水・電気・ガスのライフラインを自分で供給することが出来れば、お金への依存度を圧倒的に減らすことができると思いました。
お金への依存度が減るので、コロナみたいな社会情勢や物価上昇の影響を全く受けなくて済むなと。
むしろ先が読めない現代において、自給自足ベースの暮らしこそが最強だと思いました。
お金をかけずに自分で供給する分、時間や体力は普通の暮らしをしている人よりは必要になる。
しかし、悩み考えながら自分たちの生活を作っていくことができるから、生きている実感をすごく感じるだろうし、幸福度も会社員より高いと思いました。
自分は今ITスキルを使って仕事をしているので、ネットでいくらか稼ぎつつ、自給自足ベースの暮らしをする半自給自足生活とかいいなと感じています。
割と自分の生き方の価値観が変わるくらい読んでいて面白いエッセイ本でした。
すべてを自ら供給することが出来たらベストですが、例えば家は空き家を利用してライフラインは契約する、みたいな生き方でもかなりお金への依存度を減らすことができるなと。

再現性はあまりないけど。

◎参考になったページ
7、21、28、60、66、91、120、123、150、151

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2023年05月15日

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