【感想・ネタバレ】家族。のレビュー

あらすじ

かつて若手人気ナンバーワンと言われた
「キングコング」ボケ担当の梶原雄太。
母子家庭で育ち、苦労ばかりの母親に
楽をさせたくてデビュー。
すぐに脚光を浴び、「はねるのトびら」で活躍するも、
人気絶頂期に鬱病で失踪。
復帰するも、テレビ業界は変化していく。
相方・西野亮廣は絵本作家として独自の道を切り拓き、
ひな壇バラエティが主流となった
テレビでは自分をうまく生かせない。
「このままじゃ、ジリ貧だ」
そんな彼が人気YouTuber「カジサック」として
活躍するまでの物語。
「自分が輝ける場所」を探してきたのに、
たどり着いたのは「家族」だったーー。
「自分が自分らしくいられる場所」とは何か、
に気づく物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ


「梶原雄太」という人間の生い立ちが一冊で網羅できるような内容でした。ご本人が動画で「後にも先にも本を出版するのはこれが最後」と仰っていらっしゃいましたが、確かにこの一冊で梶原さんが伝えたいことは全て収まっているように感じます。
「家族」のタイトル通りご家族の話はもちろんですが、お笑い芸人としての半生も分かりやすい語り口調で表現されています。
強いて言うなら、恐らく私も含めたコアなファンとしてはタブーの話題(前妻、生活保護等)にも言及があるものと期待しておりましたが、その辺りは敢えて触れずに…といった感じだったので少しモヤモヤは残りました。そのあたりも当然「家族」に包含される大切なテーマだと思うのですが…週刊誌やネットニュースで憶測が一人歩きしている中でせっかくご自身の口から釈明する機会だったのに、その点はとても勿体無いなぁと思いました。

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2022年07月24日

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