【感想・ネタバレ】谷川浩司 精選詰将棋 「光速流」からの挑戦状のレビュー

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Posted by ブクログ

 谷川十七世名人は、プロ棋士としての実績が一流なのは言うまでもないが、詰将棋でも非常に有名である。本書は、『光速の詰将棋』、『月下推敲』に続く谷川九段の3冊目の詰将棋作品集である。
 どの作品も抜かりなく収束がキチッと決まっており、解いていて、そして自力で解けなくても手順を盤に並べているだけで、とても気持ち良い。また、ほとんどの作品で配置駒10枚以下という思わず食指が動く初形の簡素さ(とはいえ持ち駒はやや多いが)と、華麗な手順が見事に両立されていることに驚かされる。一冊を通して、特に角や馬の使い方の巧さが印象に残った。

9手詰3作、11手詰29作、13手詰37作、15手詰23作、17手詰5作、19手詰3作の計100作品を収録。

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2022年11月16日

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