あらすじ
一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。不況知らずの秘密はどこにあるのか。「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。一億総通販時代、必読の一冊。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。
それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。
不況知らずの秘密はどこにあるのか。
「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。
一億総通販時代、必読の一冊。
[ 目次 ]
第1章 始まりは西部劇の世界―通販の起源
第2章 昔も今もベースは「紙」―カタログ通販の多様性
第3章 セールスマンは「公共の電波」―テレビ通販の威力
第4章 一人と世界をつなぐ―ネット通販の爆発力
第5章 ポケットの中の百貨店―ケータイ通販の未来
第6章 通販2・0の方向性と未来―次世代通販を読む
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
通販の歴史と現状についての本です。
この会社はどういう層にどう働きかけてどれほどの利益を得ている、など通販の大手各社の特色が非常にわかりやすく書かれているので読みやすかったです。
通販事業などを考えておられる方には、通販の成功例をダイジェストで読めるのでとても便利かと思います。特に売り手側としての通販事情を知りたい方でなければ退屈に思えるかもしれません。
Posted by ブクログ
業界の歴史が体系的に整理されていて、基礎知識として知っておきたい。通販は、メディアが広がっても前のメディアがすたれないのが特徴である。というのが気付きだった。
Posted by ブクログ
普段あまり知ることのない通販ビジネスの裏側を知る入門書。
豆知識的な情報が多くあるのはとても興味深いが、若干冗長かな。アメリカは土地が広くてなかなか買いに行くことができなかったから通販が栄えた、という点は納得。日本は物流がきちんとしたことと業者が良質になったから、ということでしょう。楽天についてはあまり触れられてないけど、彼らが果たした役割はやはりそれなりにあるということですな。
Posted by ブクログ
仕事で通販系の知識が必要だったので取りあえず概論取得のために読みました。
通販の歴史とそのトリビア的な内容が多いのでテクニック論ではないですね。ただ、過去から今の主力企業の概況を知るのには良いと思います。
アメリカは1800年の終わりに、その広大な土地と、消費者の消費欲とのマッチングから発達し、日本は武士が種苗の販売から始まったとか、単純に読んでて面白いですね。
とにかく消費者にとってどんな流通が便利かというのが流通の歴史の中、狭い国土で伸び続ける通販という業態の業績の良さはきちんと時代の変化に対応する業態が出てきてるからなんだな、と関心させられます。これからは様々なインフラを駆使してデジタルに慣れ親しんだ高齢者の人々への利便性の提供がきっと肝だろうな。