【感想・ネタバレ】花嫁は十七歳のレビュー

若月京子 / 椎名ミドリ

五人兄弟の末っ子として生まれた桜子は、女子高に通う十七歳。だけど、彼女の正体は──男だった！ 娘が欲しかった母親によって女の子として育てられてきた桜子だが、母親の暴挙はそれだけにとどまらなかった。なんと、ウエディングドレス姿を見たいがために、自分の親友の息子と桜子を結婚させることに！！ 偽女子高生・桜子の新妻生活？！※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。

[ブクログ · ★★★★★]

物語としてはよくある「花嫁もの」であり、ジャンルはBLです。
　男の子ながら戸籍も女の子として育った、れっきとしたお嬢様女子高生が11歳年上のイケメン小説家と見合い結婚するという話で、コチラも王道といえば王道。
　しかしヒロイン？　桜子の天真爛漫なところや素直な性格と優しいのに、時々意地悪になって桜子に独占欲を募らせるヒーロー和彦との熱々カップルぶりが微笑ましい。
　半分ほど読んだところで、これはいけると思い、三分の二読んだときに続きも読もうと決意ー笑
　今後の展開に期待です。

[μ · ★★★★☆]

１７才の花嫁

親の手のひらでコロコロされてる花嫁と花婿

恐怖の母を持ったが為に始まった新婚生活ですが
見た目に反し、さばさばした桜子と
なんに対してもポジティブな和彦のふたりは思いの外うまくいきます。
原稿を仕上げて、久しぶりの夜遊びに出かける和彦ですが、、、
という展開です
若月先生らしく、年上に可愛がられ溺愛されるお話なので目新しさはありません
それでも楽しめる方にはおすすめです。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃カッコいい

[ブクログ · ★★★☆☆]

幼少より男が女として育ち、しかも17歳でお嫁に行かされるとんでもない設定。あまりにもあり得な過ぎて逆に微笑ましい。思いを寄せながらも結婚できないBLの大前提を見事に打ち破った一冊。ラブラブホノボノハッピーエンド。