【感想・ネタバレ】Google流 資料作成術のレビュー

あらすじ

●「データを見せる」で終わらせず、「データで語る」――
Google社員が実践している「データ×ストーリー」でわかりやすく、説得力のある資料作成の技術を、豊富な事例・ビジュアルとともに、フルカラーで解説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通り、資料(特にスライド)を作成するための本。

グラフを印象的かつ正しく用いるための方法論がこれ一冊で学べる。

しかし、本書はマニュアル本ではないため、当たり前だが具体的なグラフの作り方は書かれていない。
そのため、自分でいざ作ろうと思うと追加で勉強が必要。

また、スライドのデザインや配色についての言及は少ない。
そういったことを学びたい方は、「Slide:ology」を読むと良いかもしれない。

自分の作ったグラフがパッとしない時は、本書の美しいグラフを眺めれば改善点が見つかること間違いなし。

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2022年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

資料作成のヒントについての本。
googleという言葉に過剰になる必要はないが、本質的に重要なことを記載しており、たいへん参考になる一冊。
引算の美学を述べてくれているように思う。

<メモ>
・データを飾りすぎない。メッセージに集中する。シンプルさはセクシーさに勝つ。
・データをつかってストーリーを語るために
1コンテキストを理解する
2相手に伝わりやすい表現を選ぶ
3不必要な要素を取り除く
4相手の注意を引きつける
5デザイナーのように考える
6ストーリーを伝える
・コンテキストを理解するための質問
  背景にあるどんな情報が重要か。意思決定者は誰か、メッセージに対する先入観はあるか。ストーリーを強化するために使えるデータはどのようなものがあるか。相手はそのデータを見たことがあるのか、どのようなリスクがあるか、どうなれば成功と言えるのか、限られた時間しかない場合何を伝えるか
・ビッグアイデアが持つ3つの要素
1あなた独自の視点を明確にしている
2何が危機にさらされているかを伝えている
3完全な文章である
・何を相手に知ってもらう必要があるかを考えて、それを明確に表現する。
・色は控えめに使うこと。
・アフォーダンス 重要なものを強調する 気を散らすものをなくす、情報に明確な視覚的階層を作る
・図表を過度に複雑に見せないためのヒント
  読みやすくする 整理する 簡単な言葉を使用する 不必要に複雑な情報は取り除く
・優れたデザインがデータ表現を改善する具体例 
1色使いを工夫する 2配置に注意を払う 3空白を活用する
・魅力的な物語を書く7つの秘訣
1あなたが本当に関心を持てるテーマを見つける
2長々とおしゃべりしてはいけません
3シンプルを心がけましょう
4減らす勇気を持ちましょう
5自分らしくありましょう
6きちんと伝えましょう
7読者に配慮しましょう

・不必要な要素を取り除く例
グラフの囲みをとる
グリッド線を削除する
データマーカーを削除する
軸ラベルを整理する
データに直接ラベルをつける
類似色の活用

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2020年03月09日

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