あらすじ
百ます計算で有名な陰山先生のお嬢さんが東大受験を決意したのは、時すでに遅く高校3年生の4月。東大模試の合格判定は20%以下のE判定。広島県の公立高校に通うごく普通の女の子が、短期間でめざましい成長を遂げ、東大に合格した理由は何か。はじめて公開する陰山家の「陰山メソッド」とは? 陰山先生が父親の視点から、そして経験豊富な教育者の視点から、見守り続けたわが子の受験生活を振り返って鋭く分析。お嬢さんの受験体験記も収録。東大一直線の受験勉強を根底からくつがえす、東大受験の常識が変わる本。
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著書は『百ます計算』や『陰山メソッド』の考案者。2/3父と1/3娘の感動本、娘さんが試験勉強に集中し過ぎてチョットおっちょこちょいな部分にハラハラし泣けた。家族の絆が素晴らしい。全体的に結果オーライだから美談だなぁとも思った。実際には結果が付いてこない人が圧倒的多数な訳で。
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その後、いろいろ批判もされている著者の本ではあるが、私は支持します。
以前から読みたいと思っていたのですが、読んでよかったです。一日で読めます。
娘さんの文章にも触れることができ、得をした気分です。
ただ、やっぱほんの少し親ばかかなぁ。
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勉強方法や受験への心構えなどいわゆる受験本の類だと思っていたが、内容は異なっていた。
どちらかというと家庭教育に関することや勉強においての基礎の大切さや受験勉強とは何のために行うのかと言う事が書かれていた。
「一人前になるための三つの難関がある。受験、就職、結婚である。就職と結婚は運の要素もあるが、受験に関しては本人の努力次第である。」
「受験勉強は学力ではないが、目の前の困難を解決する意味で生きる力である。」
「教育とは自立させるためにある。」
「勉強は自由になるためにする。」
といった言葉はなるほどと感心させられる。
一つの注意点としては、高3の春から勉強して一浪して東大に合格したのではなく、それまでの素地や家庭環境があってこそ合格できたと言う点であり、そこはタイトルとは違う点だと考える。
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間違って買った娘さんの本を読んで、陰山先生の本を、より読みたくなりました。大切なのは感謝する心であると言うことP18、カルタの大切さP60、受験は学問ではない意味、勉強すると言うことは自由になるということだP248、知識基盤社会を生き抜く「生きる力」P97、読みたくなったのが「素読のすすめ」P57、「学力は1年で伸びる!」P77、「ドラゴン桜」など、色々学ぶことができました。
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親子とも文章が巧いので、スムーズに読めた。線引きはかなり少なめ。
読むまで、『「陰山メソッド」とは100マス計算のこと』だと思い込んでいたが、違ってた。早寝早起き&読書と学力の相関も面白い。
参考になる部分も多々あるが、全体的には「合格体験記」であり、あまり新書という雰囲気ではない。読みやすいので、受験生に一読を勧めたい本である。
・「東大に入ることで必ずしも人生が変わるわけではないが、東大を目指すことで人生が変わった」
・勉強することは、自由になること
・夜は9時までに寝て、朝は遅くとも7時までに起きる。
・睡眠時間は7〜9時間とる
・「遅刻してもいいから、朝食は食っていけ」
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とっても楽しく読めた。前半は陰山先生の父親として、先生としてのお話。親心が微笑ましい。後半は先生の娘さんの受験生生活から受験に至るまでの事柄。取り立てて東大に何も感じていない部類の人間(私)が読んでも楽しくためになるお話でした。大人も子どもも早寝、早起き、朝ごはんといった生活習慣は大切なのですね。
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隂山英男さんの娘さんのリアルな東大受験が書いてある。
娘さんはどう考えても地頭が良い。
この本は東大に合格した人の一例が書かれていて万人に役立つとは言えないが、読み物として面白かった。
ただ、受験に関してはプロ中のプロの和田秀樹氏の緑鐡受験指導ゼミナールに娘さんは入ったとのことで、この影響は大きかったと思われる。
変なプライドもなく和田氏に頼った隂山先生は素晴らしかった。
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今回は欲張らないぞ・・と思いながら、途中にあった「返却されてすぐの本」コーナーでつい読みたくなり、追加してしまった一冊。
我が家にもつい最近まで大学進学希望の高校生がいたのだが、学力とは別のところで勝負させてしまったものだから、何が違うんだろうなあ・・という思いで読んでいたところは大きかった。
100ます計算で有名な陰山先生のお嬢さんだから、基礎学力(情報処理能力)はやはりしっかり身についたうえでの話、にはなるだろう。それと、どんなに回りがとやかく言っても、本人の「その気」がなければ結局このような結果は得られなかっただろう・・ということだ。それと、周りの人たちの声のかけ方だ。E判定から始まる受験も、決して周りが愛想を尽かしたりしない。あと、受験は情報戦のような話があったが、これがもしかしたら現代の大学受験における一つの問題点なのかもしれない。
他の方のレビューを見ると「参考にならなかった」ような意見も見受けられたが、受験という(しかも一浪して合計2年)長いスパンをどういう風に乗り切ったかなどは、当事者である受験生には十分参考になるのではないかと思った。そういう意味では、お嬢さん本人の後編部分は非常に貴重な受験の記録となっていると思う。
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◆こんな方にお勧め!
・子どもを東大に行かせたいパパママ
・陰山メソッドの陰山先生の子育てを知りたいパパママ
◆内容(「BOOK」データベースより)
百ます計算で有名な陰山先生のお譲さんが東大受験を決意したのは、時すでに遅く高校3年生の4月。東大模試の合格判定は20%以下のE判定。広島県の公立高校に通うごく普通の女の子が、短期間でめざましい成長を遂げ、東大に合格した理由は何か。はじめて公開する陰山家の「陰山メソッド」とは?陰山先生が父親の視点から、そして経験豊富な教育者の視点から、見守り続けたわが子の受験生活を振り返って鋭く分析。お嬢さんの受験体験記も収録。東大一直線の受験勉強を根底からくつがえす、東大受験の常識が変わる本。
◆感想
百ます計算で有名な陰山先生の子どもとのやりとりが書かれた本です。
陰山先生の家庭での教育方針がよくわかりますし、子どもが受験する際には親子のやりとりなど、参考になると思います。
今回のポイントは2点です。
1.限られたことを何度も繰り返す
手広く新しいことをやるよりは、限られたことを何度も繰り返す方がよいとのこと。
なぜかと言うと、繰り返すことで記憶が定着しますし、慣れてきますのでスピードもあがります。子どもにとっては、それが自分ができるという自信につながり、勉強のモチベーションにもなります。
百ます計算もそうですよね。
繰り返しやることで、計算スピードを上げ、勉強ができるという気持ちにさせてくれますよね。
新しいことをどんどんやっていくことも大事だと思いますが、繰り返して基礎能力を上げてからやることを私もオススメします。
わが家でも小4長男に対しては、学校で習うことを少し早めに勉強し、同じ問題集を解かせていますので、学校で習うころには理解が早いようです。
2.読書の環境を作る
読書は国語力を伸ばすよい方法とよく言われます。
しかし、子どもに本を読みなさいと言っても、好きな子じゃないとなかなか読まないですよね。
子どもが自発的に読むことで、本に興味を持ち、本を好きになってくれるのだと思います。
では、どうすればよいか。
1つの方法として、読書をしたくなる環境を作ることとあります。
たとえば、リビングに子ども向けの本を置いておく。
子どもが興味のある分野の本を置いておく。
そうすると自然に子どもも本を読んでみようと思うようになるそうです。
他にも参考になる内容がありましたので、私の考えや子どもに対して試してみたことを今後のブログでご紹介していきますね~。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
百ます計算で有名な陰山先生のお譲さんが東大受験を決意したのは、時すでに遅く高校3年生の4月。
東大模試の合格判定は20%以下のE判定。
広島県の公立高校に通うごく普通の女の子が、短期間でめざましい成長を遂げ、東大に合格した理由は何か。
はじめて公開する陰山家の「陰山メソッド」とは?
陰山先生が父親の視点から、そして経験豊富な教育者の視点から、見守り続けたわが子の受験生活を振り返って鋭く分析。
お嬢さんの受験体験記も収録。
東大一直線の受験勉強を根底からくつがえす、東大受験の常識が変わる本。
[ 目次 ]
第1部 娘が東大に合格した本当の理由(父のまなざし)(東大ブランド信仰の裏と表;わが家の陰山メソッド;合格のために必要なこと;親の責任、親の務め;家族の絆)
第2部 私が東大に合格した本当の理由(娘の気持ち)(東大受験宣言;最初の壁;揺らぐ初心;一年目の受験;二年目の春;マイペースで;自分自身にリベンジ)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
百マス計算の 陰山氏 その娘さんの東大受験
の体験記でした
陰山氏側の部分 と 娘さん側の部分
親子両面の 気持ち 状態が書かれていて
家族というのを感じられる一冊でした
決め手となる勉強法 ノウハウ的なまとめは少なかったですが
ポイントは
基礎となる生活習慣
と
反復学習
と
要領 狙ったものへのアプローチ
だと思います
Posted by ブクログ
「百ます計算」で有名な陰山英男氏とその娘さんが書いた「東大受験顛末記」。
受験を成功に導くヒントが秘かに散りばめられている。
キーワードを並べてみれば…
家庭団欒、安心感、早寝早起き朝ごはん、基礎学力、読み書き計算、「信じる」、受験テクニック、などなど
ボブは、いつもの生活の中で「学力」といわれるものは身に付くものだと勝手に思っていた。
「門前の小僧経を読む」の境地。
ボブが指導する際、家庭での学習と「読み書き計算」の重要性を偶然にも説いていた。
「…親の読書を子ども達は見る。実は子どもが読書好きになる一番の方法がこれだと思う。家族団欒が読書につながっていくのである。」(p.82)
とは本の中で出てきたフレーズ。
ボブの家では…( ̄~ ̄;)
親は読書することはなかったけど、本だけは自由に購入させてもらった。
結果的によかったのかな?
だけど、今の部屋の状況は見せられない…エントロピー増大の法則が貫徹しているのだなぁと感服。