【感想・ネタバレ】日本人の神道 ――神・祭祀・神社の謎を解くのレビュー

あらすじ

古代から現代にいたるまで私たちの暮らしに深くかかわっている「神道」。だが私たち日本人は、「神道」という宗教の本質を本当に理解しているだろうか? 本書では、開祖もいなければ、教義もない、そして救済もない「ない宗教」としての神道の本質を見定め、その展開を追う。日本人が神道とどのように関わってきたかを明らかにすることは、私たち日本人の基本的な世界観や人生観を考えることにつながっていく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

星3.5
神がいわくらからご神体なき山、そして神社へ封じられたのはなぜか? 問いは興味深いが答えが物足りない。梅原猛のようなダイナミックな論理展開を期待したのだが。パワースポットよろしくどこでも神がいる場所にでき、教義がない自由な宗教だからこそ、日本の神道には未来があるとの結論。そうか? まあサブカル利用で世俗の文化として生き残るのが現状ではないかしら

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2022年11月06日

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