【感想・ネタバレ】ノモレ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

遥か昔、ペルー・アマゾンの奥地。白人に奴隷化された先住民イネ族の男が主人を殺し、仲間と逃げた。全滅を避けるため二手に分かれ、それきりに。密林で語り継がれた別れの記憶と再会の願い。「森で別れた仲間(ノモレ)に会いたい。友(ノモレ)を探してくれ」――。百年が過ぎ突如現れた未知の先住民と接触したイネ族のロメウは、彼らがノモレの子孫ではないかと感じ始める。人間の存在を問う圧巻の記録。(解説・東畑開人)

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Posted by ブクログ

息子に勧められて読んだ。
結論が出ていない?感があったので、続編希望!
語彙が少なくて、どう表現していいかわからないけど、人間そのものを描いた一冊かなぁ。

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2023年06月11日

Posted by ブクログ

久々にワクワクする読書体験。文明化していない先住民がどのように考えるかを覗かせてくれる。あとがきにある明日の約束はできないが、今の約束か100年後の約束ならできるって言うのが印象に残る。ずっと先の約束は忘れない、時間感覚や利害度外視の優先順位で生きている人もいるということが自分の人生の選択においてに勇気を与えてくれるような気がする。

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

信頼を築き上げるためには、膨大な時間とお金と労力が必要。たった一瞬のボートのエンジン音で築こうとした信頼が崩れ去るのはなんとも悲しく、そして当然だなと思いました。人と人とが本当に分かり合えるようになるのは難しいことなのだなと再認識しました。

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2023年03月04日

Posted by ブクログ

イゾラドの話。東京POD許可局で「共通言語を持たない人」という文脈で生活のそこかしこに潜むイゾラドについて話していたのがしっくりきた。

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2022年08月29日

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