あらすじ
「教室の片隅にいるような私たちにも、恋はとびきりあざやかだ――。」
思わず駆け出さずにはいられない想いを抱える高校生たちの、瑞々しい青春と恋を描いた珠玉の短編集! 先輩に不毛な片想いを続ける中、写真部の生意気な後輩男子がある提案をしてきて…!?【ep.2『恋は四角く切り取って』収録】
感情タグBEST3
まとまっている
一話完結ですが、うまくまとまってて読みやすいでした。付き合うか付き合わないかの微妙な時期から展開していくので微笑ましいでした。
匿名
二話目
主人公の葵は高校で写真部に在籍している女の子。
彼女が写真部に入ったきっかけは現在部長をしている橘先輩が部活見学のときにやさしく笑いかけながら話してくれたことがきっかけだったからだった。
そんな橘部長が三年生のときに撮影した写真が彼が三年の秋のときのコンクールで賞を取ったのだった。
しかし葵はそれを素直に喜べないでいた。
その理由は彼が自分の彼女を被写体にしていたからだった。
それをどんな気持ちで見ればいいのかと思っていた葵に対して、後輩である梓真は自分の彼女を撮った写真を応募するなんて気持ち悪いと正面から言ってのけたのだった。
口の悪い彼はなぜか葵のことをいつもばかにする感じで話しかけてくるのだったが……。
切なさがとてもいい作品だった。
1が良かったから、でも高校生の恋愛を続けて二つ目読むのはちょときつい(飽き気味)かと少々とばして、
でもラストのエピソードが効いててくすっとなった。けどあのタイトル(作中の)にするのって度胸あるよね素直さがある意味すごい。
このシリーズどれも良さそうなので、もう恋愛感性が鈍ってるというのかそんな自分には、続けて読むと感動がまひしそうでもったいない、1話ずつゆっくり読みたい作品。